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TIP11 離島での食事・マデイラ島編

リスボンを離れ、離島に向かった翌日以降、昼はレストランで食べていましたが、夜はRural Turismに泊まっていたので、レストランへは車に乗らないとならないし、かつドライバーの私はお酒が飲めない。レストランは何だかんだで費用がかかるけど、スーパーで食材と惣菜とお酒を買えば、費用が抑えられるし、いい景色の中で食事ができるので、マデイラ島とサンミゲル島では夕飯は自炊してました。

マデイラ島1日目

マデイラ島に着いて、最初の食事はスーパーで購入した「Bolo de Caco」です。小麦粉とサツマイモを練り合わせたパンですが、サツマイモが入っているだけに、パンの大きさもありますが、お腹がいっぱいです。他のものがいらなくなってしまいました。

Bolo de Caco(さつまいものパン)



最初の晩、Rural Turismo「Fajã dos Padres」チェックイン後にフンシャル市内のレストランに行こうと考えていましたが、妻から「せっかくキッチンがあるし、食材を買って料理が食べたい」というリクエストが。早起きで移動してきたため、少々疲れていたこともあって、近くの街のスーパーで食料を調達。玉ねぎとにんにく、あさり、えび、ベーコンを調達して、部屋にあった鍋で「海鮮蒸し鍋(Cataplana)」を作りました。お酒はビールとマデイラワイン、つまみにオリーブです。

マデイラ2日目

朝食は宿泊料金に含まれていて、歩いて5分ほどのレストランに食べに行きます。ありきたりのメニューですが、フルーツが自分のところの農園から採ったものなので、このフルーツとバナナケーキが美味しかったですね。

お昼は島の北側「Boaventura」にある、「Potadas Bar」にて、牛肉BBQ「エスペターダ(Espetada)」です。これは牛肉の串を炙り焼きして、サラダやフライドポテトなどと食べますが、ブラジル料理「シュラスコ」の起源とも言われています。今回はさらにガーリックバターを挟んだ「Bolo de Caco」まで来て、食べきれなくて持ち帰りました。

Bolo de Caco。間にガーリックバターが挟まっている
サラダ
フライドポテト
Espetada シュラスコみたいですが、ここでは自分で肉を取ります。

昼に食べきれなくて持ち帰ると、夜はその残りと途中のスーパーで「生ハム(Prezunt)」と「フレッシュチーズ(Queijo de Flesco)」、ワインは日本では手に入らない、マデイラ島産のロゼワインを買い、やっぱり部屋で食事です。

持ち帰ったBolo de Cacoと、スーパーで買った惣菜の組み合わせ。

マデイラ島3日目

朝は昨日と同じ内容の、パンとフルーツの食事です。

山の上まで行く予定だったので、途中のスーパーでパンとチーズ、マデイラの付け合わせでトウモロコシ粉から作った「Minho Frito」を購入し、さらには昨日余った生ハムまで買って、アリエイロ山近くでピクニックです。飲み物はスーパーで売っている「フレッシュオレンジジュース(Sumo de Laranja 」です。

Minho Frito



前二日、夕飯は部屋で食べていましたが、考えてみるとレストランは一回しか行ってません。しかし、まだ名物を食べていない。レストランに行きたいものの、レストランに行くとドライバーの私はお酒が飲めない。その結果、最終日の夕飯はホテルにある、18時で終わるレストランにてテイクアウトを一品オーダーし、部屋に戻る前にスーパーでサラダや惣菜を購入しました。

ほんとは「太刀魚のグリル」が食べたかったものの、品切と言われてしまったので、代替えにマグロのステーキを頼み、フレッシュチーズとロシアンサラダ、牛肉コロッケなどを購入し、ワインはヴィーニョヴェルデです。ところが、マグロのステーキにもサラダが付いてきたので、なんとも豪華なテーブルに。

Asado de Atum(マグロステーキ)や惣菜など。ビールは地元「Coral」



こうして、マデイラ島では毎晩自炊をしていましたが、景色はどのレストランにも負けることがなく、毎日好天に恵まれ、沈みゆく夕陽を見ながらの食事だったので、良い思い出になりました。ポルトガルでポルトガル料理を作っていたからだと思いますが(笑)

食後はトランプ

(この項、了)

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