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TIP12 離島での食事・サンミゲル島とスーパーマーケットについて
サンミゲル島での食事
マデイラ島では毎晩自炊(もしくは半自炊)をしてました。では、サンミゲル島(アゾレス諸島)ではどうだったのでしょうか?
サンミゲル島最初の食事
お昼前にサンミゲル島に到着し、レンタカーを借りて、ポンタデルガダ市内の市場に向かいます。その後、お昼に行ったのが「Terra Verde Tea House」です。ここはお茶のカフェで、ちょうどランチメニューの時間帯だったので、「ハンバーガーセット」を頼みます。
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アゾレス諸島は大陸側とは違い、牛が多い島です。そのため、乳製品や牛肉が豊富です。マデイラ島のスーパーでアゾレス諸島の牛乳が売られていたのが印象的です。また、精肉は大陸側ではメインは豚肉か鶏肉になりますが、アゾレスでは牛が多いので、牛肉の選択肢があります。
そして、サンミゲル島はヨーロッパ唯一のお茶の産地。ここからイギリスにも輸出されていたようです。今回、ここでランチに着いてきたのが緑茶。毎日飲むコーヒーはやめて、この島にいる間はお茶を飲むことにしました。
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夕食はホテルの近くのスーパー「Sol Mar」の視察を兼ねて、自炊です。串焼き用の牛肉を見つけたので、今晩はフライパンで焼いた串焼きです。さらには惣菜のサラダと、明日の朝食用も兼ねて少し多めに購入したアゾレスのパン「Bolo Levedo」、マデイラで毎晩買っていたフレッシュチーズ、ワインはアゾレスの赤ワインで品種はシラーです。
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サンミゲル島2日目
この日はホエールウォッチングで、朝食前に出発しなければならなかったので、昨日のパンの余りとホテルの庭で採れたバナナです。ポルトガルのバナナですが、身は小さいものの、その分甘みが凝縮されています。
お昼はホエールウォッチング後に温泉に行く前に行った、温泉の向かいにあるレストラン「Caldeiras」です。ここのレストランは温泉熱で蒸した「Cozido」が有名ですが、この時はすでに売り切り…。そこで、メニューに書いてあった「Alcatra」という、テルセイラ島の牛肉のワイン煮込みを頼みました。
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晩はスーパー「Pingo Doce」であさりと豚肉、マッサ(パプリカの塩ペースト)を購入し、「Carne de Porco a Alentejana」を作り、さらにオリーブとフレッシュチーズ、Bolo Levedo、パックに入っているガスパチョ、ワインはヴィーニョヴェルデを購入しました。豚肉はスーパーの精肉コーナーのカウンター売りで注文しましたが、英語で説明すると「?」という表情だったので、わずかに知っているスペイン語を交えて説明し、なんとか購入できました。
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サンミゲル島3日目
昨日はホテル外での食事でしたが、今回はホテルで食べます。メニューは一般的な、パンとチーズ、ヨーグルト、フルーツでしたが、フルーツはホテルで採れたものを出しているそうです。マデイラ島に比べると、サンミゲル島は緯度が上がりますが、それでもここは亜熱帯なので、フルーツはいっぱい採れます。
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お昼はポンタデルガダ市内のレストラン「Colmeia Avenida」でバカリャウ(たらの塩漬け)で作った料理を食べます。「Bacalhau Tower」という、バカリャウがジャガイモに乗っかっているメニューですが、ジャガイモがアゾレス産のバターで和えていて、北海道にもありそうな、何だか懐かしい味です。
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夜はスーパー「Continente」で物色していたところ、マグロのフィレが安売りしていたので、昨日購入していたマッサを使って、マグロのステーキ風です。さらにはポルトガルの生ハム「Prezunto」、スーパーで見つけたバナナの皮に包まれたフレッシュチーズ、オーナーに使っていいよと言われていたガーデンのレタス、昨日の残りのガスパチョ、パンはBolo Levedoと甘いブリオッシュのパンであるMassa Sovada、ワインは昨日とは違うヴィーニョヴェルデですが、「Monção e Melgaço」という、ヴィーニョヴェルデでもさらに限られたエリアで作られたブドウを使用したワインです。このワインが2.5EURなのが、今回の旅行で飲んだワインで一番驚きました。
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サンミゲル島4日目
昨日、「明朝は違うメニューになるけど大丈夫ですか?」と聞かれましたが、メニューは「Bolo Levedo」を使ったホットサンドでした。
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昼は昨日の余りのBolo Levedoに生ハムを挟んで食べました。
スーパーマーケットについて
ポルトガル初日(リスボン)でスーパーに行き、必要に応じて様々なものを買いましたが、まず、ポルトガルには
「Pingo Doce」と「Continente」という、二大チェーンがあります。他にもローカルや外資もありますが、今回訪れた地域にはこの2つがありました。(サンミゲル島には「SOL MAR」という、地元資本のスーパーがありますが、「Pingo Doce」と提携していて、改装の際に「Pingo Doce」へ看板替えしているようです)
それぞれの特徴として、
「Pingo Doce」…惣菜が豊富、アゾレスではまだ少ない
「Continente」…パンや品数はこっちの方が多い
また、地域によって、
マデイラ島…マデイラワインの種類が豊富(他の島ではマデイラ島の1/4以下)
アゾレス…各島のチーズや乳製品が豊富(しかも、リスボンで買うよりも安い)
リスボン…都会のためか、少ない量でパックに入った惣菜が多い。
以上の特徴がありました。
スーパーでは野菜や肉はもちろんのこと、ポルトガルのスーパーは魚介類が豊富です。日本人よりも魚介を食べるポルトガル人らしいです。また、バカリャウもパック詰めからバカリャウそのものが売っています(なので、魚介コーナーはバカリャウの匂いが…)。また、お米も食べるので、大体2kg単位で売られているのと、大きなスーパーではしょうゆ(キッコーマン)瓶も売ってました(これは高かったかな)
部屋のキッチンで料理をする際、今回は2か所で料理しましたが、「これは必要だったなぁ」というものをあげたいと思います。
・オリーブオイル…マデイラ島のホテルにありませんでした。最後の晩にテイクアウトで頼んだ際についてきましたが、初日はベーコンを買っていたので、炒めて使いました。
・玉ねぎ、にんにく…ポルトガル料理では多く使われています。スーパーで購入可能
・塩、こしょう…あったり無かったり。
・計量カップ…どちらにも無かったので、分量は適当です(笑)
・計量スプーン…無かったですが、これはスプーン(大さじ)とティースプーン(小さじ)で代用できます。
普段は仕事が休みの週1で料理をしてましたが、今回の旅行中、離島では毎日料理をしてました。
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(この項、了)