挙上時の肩甲骨動態と小胸筋短縮の影響
どうも肩関節機能研究会の郷間です。
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今回は『挙上時の肩甲骨動態と小胸筋短縮の影響』というテーマについて解説していきたい思います。
本記事を読むことで
肩甲骨の基本的な動態パターンを理解できる
挙上動作時に肩甲骨がどのように動くか理解できる
小胸筋が短縮した場合にどのような影響がでるのか理解することができる
といった臨床に落とし込みやすい内容となっております。
本記事を読んで、明日からの臨床に活かしていただけると幸いです(^-^)
早速ですが、本記事を読む前にこちらのYoutubeを観ていただくことで、さらに理解が深まりますので、マガジン購読をしている方も、まだ購読をしていない方もぜひ閲覧ください(^-^)ノ
↑ちなみに肩のスペシャリストとは私自身が言っているわけではなく、肩研共同代表の志水氏が言っているだけで、私は平々凡々でちょっと肩関節分野が好きなセラピストに過ぎません。ご容赦ください(^^;
では早速本題です。
肩甲骨動態の定義
肩甲骨は挙上/下制、内転/外転、前傾/後傾、上方回旋/下方回旋、内旋/外旋運動の10種類があり、それらは単一な運動ではなく複雑かつ複合的に行われます。
また、それらの運動は大きく分けて2つの軸から行われています。
胸鎖関節軸
胸骨柄の鎖骨切痕と鎖骨の胸骨端からなる運動。肩鎖関節軸
鎖骨の肩峰端と肩甲骨の肩峰からなる運動。
では10種類ある肩甲骨の運動はそれぞれどちらの軸から生じているのか見てみましょう。
胸鎖関節が軸となる肩甲骨の動態
胸鎖関節が軸となる肩甲骨動態は主に肩甲骨の挙上/下制と内転/外転運動です。
肩鎖関節が軸となる肩甲骨の動態
肩鎖関節が軸となる肩甲骨動態は主に肩甲骨の前傾/後傾と上方回旋/下方回旋、内旋/外旋運動です。
ここまでは肩甲骨の基本的な動態であり、知っている方も多いのではないでしょうか?
肩甲骨の基本動態を知ることは非常に大切なことです。
中国には『千里の道も一歩から』というの有名なことわざもあります。
”キホン”を抑えておくことは非常に重要です。
ですが、この基本的な肩甲骨動態を理解したところで、実際の臨床ではどのように落とし込んでいけばいいのでしょうか?
今回は一番イメージのしやすい”挙上動作時に肩甲骨”がどのような動態をするのかを解説していきます。
挙上動作時の肩甲骨動態
肩甲骨は挙上動作に伴い上方回旋・後傾・外旋運動が生じます。
では実際に挙上動作時に肩甲骨はどのくらい動くのでしょうか?
肩甲骨は挙上動作により
上方回旋:約〇〇°
外旋:約〇〇°
後傾:約〇〇°の運動が生じます。
答えは⬇️
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