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意外と多い?上腕二頭筋長頭腱炎の病態
どうも肩関節機能研究会の郷間です。
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今回は『上腕二頭筋長頭腱炎』についての病態とリハビリテーションについて解説をしていこうと思います。
今回の内容は
▪病態はわかるけどどのように治療をすればいいかわからない。
▪スペシャルテストで陽性だった。でも何をすればいいのかわからない。
▪そもそも上腕二頭筋長頭腱炎について詳しく知らない。
という方々にオススメの記事です。
上腕二頭筋長頭腱炎は実は皆さんの担当されている患者さんの中にも多く潜んでいます。
肩全体が痛い、肩全体がおもだるいという方は意外と上腕二頭筋長頭腱が炎症を引き起こしているのかもしれません。
今回はそんな”意外と多いけど注目されていない上腕二頭筋長頭腱炎”についてしっかり理解できる内容となっております。
本記事をきっかけに臨床に落とし込んでいただけると幸いです^^
それでは
まず上腕二頭筋長頭腱とはどういった機能、役割があるのでしょうか?
上腕二頭筋長頭(腱)とは?
上腕二頭筋長頭とは上腕二頭筋が2つもつ起始部のうちの1つで、肩甲骨関節上結節や後上方関節唇と連続性を持っている筋肉です。
そもそも上腕二頭筋は起始部を2か所持っているので、文字通り”二頭筋”と言われています。
上腕二頭筋長頭は肩甲骨関節上結節、後上方関節唇から、
上腕二頭筋短頭は烏口突起から起始しています。
停止部は橈骨粗面で、力学的にも前腕を効率よく屈曲することのできる筋肉です。
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上腕二頭筋長頭は上腕骨の前上方を巻き付くように走行し、大結節および小結節の間の結節間溝を通過し関節包の外に出てきます。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/40257025/picture_pc_08b65e4601da3bb461418a6fcb976a87.png?width=1200)
また、上腕二頭筋長頭腱は関節内では円状の腱というよりも、平らな”きしめん”状になっているのも特徴の一つです。
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