【はじめてのお仕事】アイコン制作で得た学び
在宅ワークを始める第一歩としてオンラインコミュニティに入会し、1週間が経った頃
初めてのお仕事として「アイコン制作」を始めました。
結果たくさんの方に喜んでいただき、やりがいを感じることができたと同時に、今後の活動をしていくうえで重要な学びを得た機会にもなりました。
「何から始めたらいいかわからない」「自分に何ができるかわからない」とお困りの方は、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
なぜアイコン制作を始めようと思ったか?
①自分の実力を試したかった
これから在宅ワークを始めようと歩み出したものの、どんな仕事を軸にしていくのかまだ決まっていません。
というより、決められませんでした。
いわゆるOLとしてのキャリアはあるものの、「会社」という土台がある環境で、私自身の人となりをある程度知った間柄だからこそ働けていたのではないか、という懸念が拭えなかったのです。
今の私は「会社」や「キャリア」といった武器は何も持たない裸一貫。
そんな状態で、「自分のスキルを買ってもらう」ことができるのか。
まずは裸一貫の自分のレベルを知りたいと思いました。
②在宅ワークの一歩目を応援したかった
オンラインコミュニティに入会し、まず手始めに実行したことが「仕事用SNSアカウントの開設」でした。
まずはプロフィール…と整えていきたいところで、手が止まります。
(アイコンどうしようか?)
ここで私は自作のアイコンを設定したのですが、この(どうしようか?)というほんの少しの「つっかえ」が、せっかく踏み出したスタートダッシュにブレーキをかけてしまうのではないか。
幸い、私はスタートを切ることが得意な性格で、そのうえイラストが描けました。
同じスタートラインに立っている仲間にブレーキがかかってしまいそうな人がいたら、私のできる小さなことでも応援したいと思ったのです。
意識した心構え
①無償とはいえ仕事としてやる
私の力試しにご協力いただくという形で、無償で依頼者を募りました。
無償とはいえ、「在宅ワーカーの私」が初めていただいたお仕事です。
【ヒアリング→ラフ提案→修正→納品→フォロー】という一連の流れは徹底して依頼者の方々とやり取りをしました。
②今の自分にできる最短納期で納品する
「スタートダッシュを応援したい!」という目的をもって臨んだので、無理のないペースでぼちぼちやるか…という心境にはなりませんでした。
週6~7日ワンオペ育児をしている中で作業に当てられる時間は微々たるものですが、それでも今の自分にできる最短のスピードでやるぞ!と家事・育児以外の時間はほぼ制作に割きました。
結果、今後在宅で働くイメージを生活の中で色濃く持つことができたのは、今回得た財産の1つです。
実績
7日間で7名の依頼者全員に納品することができました。
クオリティについても嬉しいお声をたくさん頂戴しました!
制作を通して得た学び
①オンライン上のコミュニケーション力
「顔の見えない相手と、文字とデータのやり取りのみで仕事をする」という在宅ワーカーとして必須の経験ができました。
今までも他社の人と「データの送受信」はすることがありましたが、今回大きく異なったのは「相手の要望・意図を汲み取る」という点。
当初は「ラフの提案」をする予定はありませんでしたが、一人目の制作でオンラインコミュニケーションの難しさに直面。
急きょ【提案→修正】の流れをフローに組み込んだことにより、より相手の要望に近づくことができたと感じています。(実際にほとんどの方から修正をいただきました。)
②「できない思い込み」を払拭するマインド
正直、イラストを自分の商品にできるとは思っていませんでした。
イラストやデザインを職にしている人は、「illustratorやPhotoshopを使いこなせて当然」と思い込んでいたからです。
実際私はillustratorなど使ったこともないし、iPadもタッチペンも持っていません。
イラストはすべてスマホに指で描きました。
息子のクレヨンでお絵かき帳に下書きをし、「ibisPaint」や「Canva」といった無料アプリでデータに起こしました。
自分のアイコンを作ったとき「こんな原始的なやり方でも仕事にできるかもしれない」と直感して行動した結果、今まで「できない」と思っていたのは単なる思い込みだったことに気づきました。
「やろうと思えばなんでもできる」
今回得た非常に大切なマインドです。
次のステップへの反省
多くの感謝の気持ちと学びを得られたとはいえ、反省するべき点は多々あります。
次のステップのイラスト販売に向けて、以下の点を改善していきます。
①注文条件を明示する
募集する人数や期間を明示しなかったため、予想より多くの注文を受けることになってしまいました。
その時々の受注できる量を見極めて、相手のわかりやすい発信を心がけます。
②発注の流れを明示する
発注前に注文~納品の一連の流れを提示し、より安心感のある関係をクライアントと築いていきたいです。
③クライアントの時間を大切にする
クライアントはお金を払って【商品】と【時間】を買っています。
丁寧なやり取りと細やかな提案を心がけていましたが、必要以上のコミュニケーションはクライアントから時間を搾取している状態。
修正回数などやり取りの量を事前に決め、要望通りの(理想としては要望以上の)商品を提供します。
以上、初めてのお仕事で得た学びでした!
最後までご精読いただきありがとうございました!
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