続々々 ある事を見て切なくなった

本日はまたしてもこの間見たペットを連れて募金活動をしている人について徒然なるままに……。

今日、また通りがかりに以前の寒空の中、管に繋がれているらしいペットを連れてきて募金している人を見た。

本日も車椅子に乗っていた。以前も書いたが、車椅子から普通に車に移乗している姿も見ている、ちょっと疑わしい人だ。

そして、今日はいつもと違う、支援者?らしき人がいた。

だが、この支援者らしき人も、車椅子に乗っている彼女と同じような匂いを感じた。

支援者は男性と女性で、一緒に呼び込みらしきことをしていた。

だが、男性の方は煙草の箱を弄っていて、どう見ても支援者というよりはただのにぎやかしっぽいイメージがした。

やはり、今日の寒空の下、病気のペットを連れてきている様子に、もしかして本当にこの人はペットに対して真摯にお金を集めているのかも…と、少しでも思っていたが、今日の様子で完全に詐欺っぽいと確信した。

結構人通りが多かったが、今日は見ていた限りでは誰も足を止めていなかった。以前はおばさんがお金を少しあげていたが、こう頻繁に街頭で募金を集めている状態では胡散臭いのがバレバレである。

ただ、問題なのは本当に籠の中にいるペットが(毛布をすっぽりと被せてあるので中は外からは見えない。だが、管らしき物と導尿パックらしいものは見える)弱っている場合、これは明らかにペット虐待ではないのだろうか?

余命いくばくのペットを、寒空の下何時間も連れてくる行為は、本当に弱っているペットだったら本当にやめてあげてほしい。

本当にペットの為を思うのなら、家に置いてきて欲しい。でも、本当に詐欺だったとして、その詐欺の為にわざわざ弱っているペットをダシにしているとしたら、ものすごく悲しいし腹立たしい想いがする。

昔、傷痍軍人さんがゴザを敷いてお金を貰っていた光景があった。だが、その傷痍軍人さんは、人通りがなくなるとケガしていたらしいギプスっぽい物を外したり、包帯を外したりして普通に帰っていったところを見たことがある。

もしかしたら、見えない部分に怪我や病気が残っているのかもしれないが、小さかった私にはその光景に唖然とした事がある。

多分、今回もそういう人の善意に付け込んだ募金なのだろう……。

それにしても、ペットを愛する気持ちを利用するだなんてとても汚い手だと思う。

もしも、本当にペットを助けたいのなら、もう少し違う方法をとって欲しかった。

ただの詐欺だったとしても、もう少し見る人の心が痛まない方法でやってほしい……。

たびたび見かけるたびに、もやもやとしてしまう光景になってしまった。

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