京急新1000形シーメンス社製VVVF(歌うVVVF) 品川~京急蒲田

2010年5月16日撮影。

VVVFインバータ制御装置は、1・2次車では2100形と同じくGTOサイリスタ素子(素子耐圧4,500 V - 3,000 A)によるものを採用した。2100形と同様にシーメンス独特の音階による磁励音を主電動機およびインバータ装置から発する。この制御装置はVVVFインバータ制御装置本体、断流器、フィルタリアクトル等を「トラクションコンテナ」と呼ばれる一体の箱に収納している。

1998年、京急2100形電車を増備する際、ドイツのシーメンス社のGTOサイリスタが採用されます。このシーメンス社が「遊び心」で、この磁励音が「音階」になるよう調整したのです。これが「ドレミファインバータ」の異名も持つ、「歌う電車」の誕生です。

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