新型コロナ対策サイトのOSSの経験をいしかし、全国のデジタル化を一歩前へ
こんにちは、デジタル都議の藤井あきら(町田市選出)です。
今年3月の予算特別委員会で提案した、東京都オープンソース公開ガイドラインがGithubに公開されました。
ぜひ皆様からの改善のご意見などお待ちしています!
・東京都オープンソース公開ガイドライン
https://github.com/Tokyo-Metro-Gov/tokyo-oss-guideline/tree/main/pdf
この都の動きが、全国の自治体に広がる事で、この意味は何倍にも大きくなります。都としては事例を積み上げる事が大事です。
◆都のコロナ対策サイトは、55自治体・66サイトへ広がりました
この取組は都のコロナ対策サイトでの経験を一歩進めたものです。
都の新型コロナの状況を、様々なグラフなどを使って分かりやすく伝える「東京都新型コロナウイルス感染症対策サイト(対策サイト)」は、Github上にソースコードを公開し、誰もが使えるようにしています。
・東京都新型コロナウイルス感染症対策サイト
その結果、55自治体、66サイトで同様のサイトが構築され、活用されています。
行政で必要とされるサイト等は結構似通っています。
そういったものはこれまでそれぞれが独自に作っていましたが、共有できるものはどんどん共有して行きましょうという第一歩。
こういったどの自治体でも必要となるサイトやサービスの設計図であるソースコードを、どんどんお互いに共有して、使い合ってスピードアップして、改善することでサービスレベルを高めましょうというのがこの取組の意義の一つです。
◆予算特別委員会での質疑で提案→実現
私は宮坂副知事へ、今年3月の予算特別委員会で、Githubを使った都のオープンソースの取組をさらに進めるように提案をしていました。実現。
・藤井あきら「都としてこのGithubなどを活用して、オープンソースソフトウエア、OSSといいますが、その取り組みをさらに進めるべきと考えますが、宮坂副知事の見解を伺います。」
・宮坂学副知事「今後、国の動向も注視しながらモデル的にオープンソース化を実施した上で課題を整理し、そのメリットも最大限活用できるよう、公開のあり方についても検討してまいります。」
デジタル都議として、一歩一歩ですが着実に、東京から日本を前に進めるために取り組んでまいります。