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国民民主党と都民ファーストの会の勉強会。合流報道についての私見

こんにちは、デジタル都議の藤井あきら(町田市選出)です。
昨日13日は、国民民主党さんとの2回目の勉強会・省庁からのヒアリングのため、朝から衆議院議員議員会館へ。

◆加熱する報道合戦

そんなタイミングで飛び込んできたのが、両党が合流するという、寝耳に水のニュースで、率直に驚きました。

都民ファーストの会が国民民主党に吸収されるというような内容を読み、これはあり得ないと、こんなTweetをしました。
※その後、国民民主党の伊藤たかえさんがYoutubeで、この記事にあるような国民民主党の役員会で合流の話は出ていないとおっしゃってますので、この記事の情報源自体がだいぶ怪しい気がします。

◆勉強会・意見交換会は、コロナ対策など純粋に政策的なもの

勉強会はどのようなものだったのかと言いますと、第1部は、各省庁へのヒアリングです。
①前回の引き続きのコロナ対策と、②女性対策の失業・自殺の現状と対策、③10万円給付の所得制限の考え方が主なテーマ。

第2部は、国民民主党の国会議員の皆様との意見交換。
3回目のワクチン接種の前倒しや、オミクロンの濃厚接触者の取り扱い、都税の偏在是正措置、都が先駆けて始めたソーシャルファーム、女性のデジタル人材の育成などの議論を深めました。

これから始まる通常国会での質問の際にも、やり取りした内容を活かしていただけるとのことでした。
また、私も女性のデジタル人材の育成は、2月の都の予算議会などで質疑したいと考えておりました。

国民民主党さんとは、このような「政策的」な面で、勉強会・意見交換会を通じて、お互いの信頼関係をまさに作り始めている所でした。

そんな中に、飛び込んできたのが、両党が合流するという、冒頭のニュースです。

◆国民民主党との合流報道についての感想、現時点での私の結論

結論から申しますと、現時点では、国民民主党と都民ファーストの会が合流するという事実は全くありません。

ファーストの会は、衆院選は残念ながら擁立を見送りましたが、参議院議員選挙を目指して行く事を明言しています。
その中で、方向性の近い国民民主党さんと何らかの連携をしていくのは、お互いの選択肢としてあり得ることだと思います。

勉強会の後の記者会見で国民民主党の玉木代表、都民ファーストの会の荒木代表から話されたのも、「様々な連携を検討する」というレベルの話でした。各報道もそうなっていると理解しています。

勉強会などを通じて、国民民主党の皆様とはコミュニケーションが始まった所で、良い意味で、お互いの理解が進んでいると思います。が、合流については、少なくとも都民ファーストの会内でのコンセンサスはまだ全くありません。

また、国民民主党の伊藤たかえ参議院議員も、政策や理念の魂を摺り合わせなく合流しても意味がなく、メディアが先走っている、と言う趣旨の発信があり、全くもって同意する所です。丁寧に確認していきます。

参院選に向けてまずは、私達が国政でどのような政策を進めるのか等、しっかりと党内で改めて詰めていきたいと考えています。

ぜひ本件に関しても、皆様のご意見など頂けますと幸いです。
引き続きどうぞよろしくお願いします。

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