町田工業高校、デジタル人材を輩出するTokyo P-TECHは、先生の情熱から始まった!
こんにちは、デジタル都議の藤井あきら(町田市選出)です。
町田工業高校で、
デジタル人材を育成するTokyo P-TECHを視察に、
会派の文教部会のメンバーと行ってきました。
一言で言うと先生の情熱が凄い!
新入生向け、IT企業社員からの講和を視察
4月に入学したばかりの新1年生が、
IBM・セールスフォース・シスコの外資系IT企業の社員から、
直接話を聞く様子を拝見してきました。
若手社員の方々の話は、親近感と働くイメージを具体的に持てるものでした
入学したばかりの1年生と意見交換もし、3年間でどう成長するのか楽しみです。
P-TECHとは?
P-TECHは、元々IBMがNY市等と始めた公民連携のプログラムです。
IBMに限らず多くの会社がパートナーとして参加をしており、
Tokyo P-TECHでは、日本IBM・セールスフォース・シスコの3社に参加していただいています。
広く企業に声をかけているようですが、
残念ながら日本企業の参加はまだないようです。
なかなか日本企業の現在の制度では難しいですかね、、、
話はそれますが、成果ベースで仕事を進めてかったり、
そのためCSRの活動などに現場の社員が時間を割くことができない、
というのは日本企業の大きな課題だなと改めて思いました。
Tokyo P-TECHは先生の情熱から始まった。
色々と説明を聞いたり、意見交換をしていて驚いたのですが、
町田工業高校から始まったこのTokyo P-TECH、
なんと、現場の先生が提案して実現したものです。
ちなみに、
今年度からは希望する都立工業高校にも横展開をしており、
府中工業高校などでも始まります。
たまたまですが、町田工業高校の校長は、
つい先日まで府中工業高校の校長先生でした。
そのP-TECHを推進して来た担当の先生から
直接話を聞くことができました。
Tokyo P-TECHが始まるきっかけは、
先生の担任する生徒達の心の「エンジン」を動かしたいという思いから始まりました。
その為には、学校の外に出る必要があると考え、
例えば海外での研修など、
いろいろ取り組んでいたそうです。
そうこうするうちに、
IBMが実施するP-TECHにたどり着いて、
ボトムアップで実現してきました。
民間企業とゴールやミッションを共有して、
様々な調整を行い、
生徒のためになる授業を作る事は一筋縄でいかないと思います。
都立工業高校への横展開が予定されていますが、
この辺は町田工業高校の事例等もしっかりと踏まえて展開していく必要がありそうです。
町田工業高校のTokyo P-TECHには、小池知事から表彰状とコメントも。
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