オリンピックは1年程度延期?都の15兆円の予算審議は大詰めです
こんばんは、東京都議会議員(府中市選出)の藤井あきらです。
本日は、15兆円の都議会の予算を審議する予算特別委員会の「しめくくり総括質疑」がありました。
都民ファーストの会からは、伊藤ゆう都議が130分の質問に立ちました。
コロナ対応から始まり、台風19号等を踏まえた災害対応、オリンピックの延期問題などなど質疑をしました。
ちなみに、15兆円の予算規模はスウェーデンの国家予算よりも大きい規模になります。
■新型コロナウイルス対策
医療的ケア児などに対して消毒液を優先的に配布すべきと提案を行いました。
都は、現在、区市町村にヒアリングを行っており、ニーズを確認でき次第、医療的ケアが必要な家庭に消毒液を配布するという事です。
また、コロナの緊急対策で設置されたテレワーク助成金(上限250万円、助成率10/10)ですが、当初予定の20倍の申込がある事が明らかになりました。
東京の働き方改革が大きく進もうとしています。
また、現在、紙で記入したものを郵送するという申込みのオペレーションになっているため、メールでの受付も可能な所から検討していくとのことでした。
ぜひ皆様もお申し込みください。
・事業継続緊急対策(テレワーク)助成金
現在、この助成金は、円ベースでしか支払い対応ができないという事も聞いています。
Office365やGoogleなどは円での支払いに対応していると思うのですが、ZoomやSlack等の支払いはドルベースでしょうか?
グローバルスタンダードになっている製品が使えないとすると、これは課題だなと思っていまして、調査が必要です。
また内定取り消しなどについても、都内の企業団体などへ知事が働きかけていく事の事でした。
■災害対応
災害時のサイトの総点検を元ヤフー会長の宮坂副知事のもと行っています。
都のサイトにもCDNを導入し、急激な負荷にも対応できるようにします。
その知見を、区市町村へ「アクセス集中対応のためのガイドライン」として提示しています。
また、災害時の防災備蓄に向けたWebサイトを立ち上げることになっており、コロナ対策サイトの知見を活かすべく今後提案を行ってまいります。
災害時の都立高校についても、地元区市町村と連携した防災訓練、地元の消防団等へ体育館の鍵を預け、即時対応できる体制を作る事を提案し、都側での検討が進んでいます。
■オリンピックの延期問題
既にニュースにもなっていますが、本日20時から、IOCバッハ会長、組織委員会森会長、安倍首相、小池知事で会談をするそうです。
ニュースによると1年以内の延長を提案するという事ですが、どうなるか、今後も注視してまいります。
・安倍首相 東京五輪・パラ 1年程度の延期提案へ IOC会長に(NHIK)
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