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【Finale to Dorico】 これだけは変えておきたいショートカット
こんにちは、もとFinaleユーザーの藤井大河です。
FinaleユーザーのDoricoへの乗り換えにあたって、これだけは変えておくべきだと藤井が思ったショートカットを紹介します。
何かあれば随時追記予定。
【 再実行 】
とてもよく使うコマンドですが、Finale、MuseScoreでは「[⌘] [⇧] [Z]」であるのに対し、Doricoでは「[⌘] [Y]」となっています。
これを揃えるため、環境設定でデフォルトのショートカットを削除し「[⌘] [⇧] [Z]」を追加します。
変更の方法
「環境設定」([⌘] [ , ])
↓
「キーボードショートカット」
↓
検索窓に「再実行」と入力
↓
「編集」をダブルクリックして「再実行」をクリック
↓
「キーボードショートカットを削除」で「[ ⌘ ] [ Y ] 」を削除
↓
窓に「[⌘] [⇧] [Z]」を入力
↓
「キーボードショートカットを追加」して「適用」(これをしないと変更が反映されないので注意)
【 デュレーション (音価 音の長さ) を設定 】
これもよく使うコマンドですが、Finale、MuseScoreでは「[5]」が4分音符、「[6]」が2分音符…であるのに対し、Doricoでは「[6]」が4分音符…となっており、1つずれています。
環境設定でデフォルトのショートカットを削除し新たなショートカットを追加します。
変更の方法
「環境設定」([⌘] [ , ])
↓
「キーボードショートカット」
↓
検索窓に「デュレーション」と入力
↓
「音符を入力」をダブルクリック、「音符のデュレーションを設定」をダブルクリックして、変更したいものをクリック
↓
⭐︎「キーボードショートカットを削除」でもとのショートカットを削除
↓
窓に新たなショートカットを入力
↓
「キーボードショートカットを追加」をクリック(これをしないと変更が反映されないので注意)
↓
⭐︎次に変更したいものをクリック
↓
⭐︎〜⭐︎を繰り返して、「適用」をクリック (これをしないと変更が反映されないので注意)
【 まとめ 】
1つ目の再実行に関しては、Office系のソフトでは「[⌘] [Y]」なので、こちらに揃えたい方は特に変更は必要ないと思います。
個人的には「[⌘] [⇧] [Z]」の方が好きです。(「[⇧]」を押しながらの操作は押さなかった場合と逆、という、様々なショートカットに通じる考えに合致するため)
2つ目のデュレーション (音価) に関しては、なかなか慣れるのも大変ですし変更しておいた方がいいと思います。
ただしこの方法では、ポップオーバー (Doricoの便利な機能) 内でデュレーションを表す数字までは変更できないので、注意が必要です。
ポップオーバー内では別のコマンドでデュレーションを指定するのがいいかも知れません。
変更しない場合の覚え方として、「1拍に4つ入るから十六分音符は4」を基準に考えるという例を一応紹介しておきます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。