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【Dorico】 最強の機能の1つ 「ライブラリーマネージャー」 の魅力

こんにちは、もとFinaleユーザーの藤井大河です。

私には特に大好きなDoricoの機能が2つあり、その1つが 「ライブラリーマネージャー」 です。
今回はこの 「ライブラリーマネージャー」 について、長所も短所も紹介していきます。

※ もう1つの大好きな機能はこちら🔗 です。 




【 ライブラリーマネージャーの機能 】

ライブラリーマネージャーは、様々な設定をデフォルトや他のプロジェクトのものと比較したり合わせたりできるすごい機能です。
ショートカットは特に設定されていませんので、ジャンプバー🔗 (ショートカット [ J ]) で 「マネ」 などと入力するのが、最も楽なアクセス方法だと思います。

こちらがライブラリーマネージャーです


【 ライブラリーマネージャーの良さ 】

○ 項目が細かい

ライブラリーマネージャーで各項目をクリックして、その中の項目を一つ一つ比較したり合わせたりすることもできます
Finaleのライブラリー書き出し機能でも、書き出すライブラリーの種類を指定することはできましたが、その種類の項目を一括で書き出すことしかできませんでした。
Doricoのライブラリーマネージャーは、一歩進んでいるといえます。


○ 設定の書き出しが不要

設定を合わせるのに、参照先のプロジェクトを開いて 「ライブラリーを書き出す」 といったことを実行する必要はありません
もっとも、他の人とライブラリーを共有する際などに、「ライブラリーを書き出す」 機能は有効です。


○ 1画面で比較できる (しかも便利)

1つのプロジェクトのライブラリーマネージャー内で比較が完結します。
2つのプロジェクトを往復してファイル別オプションを開いたり閉じたりする必要も、もうありません。
また、「差異」 をクリックして設定の違いだけを抜き出すこともできますし、検索機能も使えます。

便利なこと甚だしいです


【 ライブラリーマネージャーの短所 】

そんなに短所があるとも思いませんが、強いて言うなら以下の短所が考えられます。

○ 非対応の機能もある

ライブラリーマネージャーも全ての機能をカバーしているわけではありません
例えば 「インストゥルメント」 という項目は、ライブラリーマネージャーには見当たりません。
システム上仕方がないのだと思いますが、この辺りにも対応してくれたらとても嬉しいところです。


○ 重い

動作が重いです。
しかしこれは私の環境のせいもあるし、多くのデータを扱うのだから仕方がないとも思います。


○ 名前が被っている

Doricoをダウンロードする際にダウンロードしたはずのソフト 「Steinberg Library Manager」 と名前が被っています。
あまり実害はありません。


【 まとめ 】

Doricoの欠点をカバーする内容を紹介することが多かった私ですが、今回はDoricoのいいところに関する記事を書いてみました。
ライブラリーマネージャーは、MuseScoreやFinaleを使ってきた私が夢見ていたことを、それを上回る形で実現してくれた機能です。
Doricoを選んでよかったと思います。

それでは、またお会いしましょう!
↓もう1つの大好きな機能の記事もよろしくお願いします↓

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