[映画]母との約束、250通の手紙
こんな記事も書いてますのでぜひ↓
『藤井ペイジの思い出100円』リスト
最期は拳銃自殺で人生を終えたフランスの伝説的文豪ロマン・ギャリーの自伝的小説の映画化です。
いやーもう、しんどい映画ですよ。
今でいうと「毒親」。
シングルマザーで
移民だと虐げられることもしょっちゅうで
住むところ食べるものに困ることなんて日常茶飯事。
人の何倍も大変なのは間違いなかったでしょうけど。
そこで溜まった鬱憤も含めて、息子への愛としてぶつけているかのような。
他人から見ると異常なほどに。
自分の息子の才能を信じ
確固たる教育理念を持って
他人の意見や目などは全く意に介さず。
結果としてロマンが一流の作家になったから良かったものの
一つ間違えればただの虐待。
これが難しいのが
芸人もそうなんですけど
普通じゃない環境だからこそ、ネタになる部分もあって。
不遇な環境を、プラスに転化できるかそのままダメージとして負うか
それを子供に全面的に委ねてしまうのは、あまりに酷ではないかと
そんなことを思いながらずっと観てました。