貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol 203 当日のメニュー変更力が弱い問題 大型店の問題点 第一弾 当日のメニュー変更力が弱いと、せっかく流行りのパーマやカラー等の講習に参加しても、無駄な努力で終わってしまう!?
美容室経営では、売上目標を達成するために、あるいは売上を少しでも上げるために、カラーやパーマなどのオンメニューに力を入れているサロンが多いですよね。カットで来られたお客様に、カラースタイルやパーマスタイルを提案する取り組みです。
ところが、『当日のメニュー変更力』が弱いサロン(スタイリスト)は、予約通りの流れを崩さず、当日のメニュー変更は、ほとんどない状態になりますよね。
当日のメニュー変更力が弱いと、せっかく流行りのパーマやカラー等の講習に参加して、スキルを身につけても、無駄な努力で終わってしまうこともありますよね。
また、トリートメント等のキャンペーンを企画しても、当日のメニュー変更力が弱ければ、不発に終わってしまいます。
当日のメニュー変更ができない理由の1つとして、『次の予約のお客様にズレ込んでしまうから‥』が挙げられますが、では暇な時ならメニュー変更をバンバンしているのか?といえば、そうでもない方もいらっしゃいますよね?(笑)
逆に、売れっ子スタイリストは、予約が詰まった状態でも、メニュー提案をしっかりしていますよね!
本当は、売れっ子スタイリストだからメニュー提案をしっかりしているのではなく、パーマやカラーのスタイル提案をしっかりしているから、売れっ子スタイリストになっている‥のだと思いますね。
多くのサロンでは、売上を上げるための指標として、パーマ比率、カラー比率、トリートメント比率‥等を毎月出されていると思います。それはそれで大切な指標だと思いますが、『当日のメニュー変更率』を出しているサロンは少ないような気がします。
『当日のメニュー変更率』=『提案率』
先ずは、当日のメニュー変更率に着眼点を置いて、忙しい時でも、慌てずに当日のメニュー変更ができる体制づくりから始められるといいと思います。
当日のメニュー変更数と、当日のメニュー変更売上をスタイリスト別に集計することによって、おのおののスタイリストの提案力や当日のメニュー変更力が明らかになりますよね。
パーマ比率、カラー比率、トリートメント比率‥等の前に、メニュー変更率に目を向かれることをお勧めいたします。