貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol 198 カラー力が弱い(カラー客単価、デザインカラー比率)の問題(大型店の問題点)第1弾
美容業界では近年、デザインカラーが主流と言っていいほど、力を入れているサロンが多くなりましたよね。
小さなサロンは特に、カラーに特化したサロンが増えて参りましたよね。
小さなサロンの常とう手段として、強味を生かしたサロンづくりをするのは、当たり前かもしれませんね。
Instagramを通じて、ブランディングや集客に力を入れていますよね。小さなサロンが特化して集中して取り組まれると、美容室大型サロンが太刀打ちできないことがありますよね。
美容室の大型サロンは、総合的に優れた美容師は育成できても、デザインカラーだけに特化した美容師さんを育成するのは、苦手かも知れませんね。
特に、ミドル層より上の客層をターゲットにしている大型店では、そもそものグレイカラーのニーズはあっても、デザインカラーのニーズが少ないサロンであれば、なおさらですよね。
そんなデザインカラーに力を入れていない大型サロンのアシスタントは、物足りなくなり、辞めてデザインカラーに強いサロンに移りたがるスタッフも後を絶たない‥と嘆いているオーナーさんも少なくはありません。
また、求人対策の重要項目として、デザインカラーは、美容学校生さんに目に付きやすいのか、有利に働くと思います。
ですので、美容室大型サロンも、デザインカラーに力を入れざる負えなくなりましたよね。
ところが以前お伝えしましたが、大型サロンでは、スタッフが増えれば増えるほど、『決して悪くはないけど、特別優れているわけでもない』というスタッフが増える傾向にあります。
その中には、個性的なポテンシャルの高いスタッフも混じっています。
足並みを揃えることを強要され、出る杭は打たれる風土のある会社では、個性的なポテンシャルの高いスタッフが埋もれてしまい、力を発揮できないままでいることがあります。
ですので、そんな埋もれがちなスタッフを集めて、教育部の中に、カラーのスペシャリストのチームを結成させることができれば、カラー力の高いサロンになる可能性は高いと思います。
但し、ただ単にデザインカラーの技術力が高いスタッフを発掘するのではなく、SNSに精通していることと、撮影力の高いこと、この2つの条件で発掘されることをお勧めいたします。
整理しますと、
1.デザインカラーの技術力が高い
2.撮影力が高い
3.SNSに精通している
この3つのポテンシャルを併せ持った本当のスペシャリストを発掘し、スペシャリストのチームを結成できれば、カラー力の高い会社が作れますよね。
お試し下さい。