貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol256 就職ガイダンス(ブースでの説明)の担当は、若くて見栄えの良いスタッフの方が効果的なのか?!
8月のお盆を過ぎますと、美容学生(新卒者)の就職もほぼ決まり、サロン側の求人活動も終わりを向かえているのではないでしょうか?目標の採用数をクリアーしている会社もあれば、思うように採用が決まらないままにヤキモキしている会社もあると思います。
今年は仕方なく現実を受け止め、来年こそは成功させたいと思われている方も多いのではないでしょうか?
同じ結果を繰り返さないためにも、今までの求人活動の取り組み方を振り返る必要があるのだろうと思います。
先ずは、毎年のように希望通りの採用数をゲットできている会社と比較して、何が違うのか?を徹底的に検証する必要があると思います。
ご参考までに振り返るポイントをご紹介いたしますと、3つあります。
1.就職ガイダンスの情報を入手でき、参加機会が十分であったかどうか?
ガイダンスの情報が入手できていないと、美容学生さんへのプレゼンの機会が無いのと同じですよね。
就職ガイダンスは、
①美容学校が主催しているガイダンス
②美容ディーラーが主催しているガイダンス
③美容室がチームを結成して主催しているガイダンス
大きくこの3つの主催のガイダンスがありますよね。
このガイダンス情報を入手できたかどうかを振り返る必要がありますよね。今年を振り返ってみて、もしも参加していないガイダンスがあれば、積極的に問い合わせてみることが大事ですよね。
ガイダンス情報を問い合わせるという行動に欠けていたのであれば、そもそも求人活動の最初のステップに乗り遅れていることを認識しないといけませんよね。
2.就職ガイダンスの際に、自社のブースに座ってくれたかどうか?
就職ガイダンスに参加できたとしても、人気サロンには多くの美容学生が集まり、認知度の低いサロンでは、指をくわえて待っているという状況になりますよね。
ですので、多くの美容学生さんにブースに座っていただくためには、サロンの『知名度』と『認知度』を上げる努力をする必要がありますよね。
その取り組みとは、現段階では求人専用のInstagramを充実させることだと思います。
①知名度は、その『美容室の名前を聞いたことがある』という指数。
②認知度は、『○○で人気の美容室』と特徴まで広く知られている指数。
特に認知度が高いサロンに、美容学生さんが興味を持ってブースに座るのだろうと思います。
3.ブースに座っていただき、サロン見学にまで導くことができたかどうか?
美容学生さんが自社のブースに座って頂いて、自社のアピール(プレゼン)に成功しないと、サロン見学にまで結びつけることはできませんよね。
多くのブースで見られる光景ですが、会社を代表して説明している人が、若くてファッションセンスが良い人を登用しているサロンが多いように思います。
それはそれで、美容学生さんと年齢が近いことで話も合うし、見栄えが良ければ、ブースに座ってもらえる可能性が増えるかも知れませんよね。
うちの会社も例外ではなく、毎年、若くて見栄えのいい子を登用していましたが、今年は試しに私がチャレンジしてみました。今年が還暦なので、60歳の初老プレゼンテーターです。(笑)
その結果、8人採用(例年なら4~5人)することができました。見栄えは60歳の初老でも、自分の会社のプレゼンは、社長が一番上手いはずですよね。
私は、社長や経営幹部の方が、積極的に求人のプレゼンをされた方がよろしいかと思います。同席するアシスタントは、若くて見栄えの良い人にすれば、問題ないと思います。
なぜ社長や経営幹部の方が、積極的に求人のプレゼンをされた方が良いのか?と言いますと、自分自身でプレゼンをしてみて気が付いたのですが、もっともっと他社との違いを充実させ、より明確にする必要があると気づかされたからです。。
経営者や経営幹部が求人に対してしっかり取り組めば取り組むほど、会社の課題や目指す目標も明確になると思います。
如何でしょう?