貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol 77 辞めるスタッフが多くて、一向に離職率が改善されない‥と悩んでいるリーダー必読!part1

 お金と労力をかけて採用しても、デビューする前に辞め、‥‥やっとデビューしたと思ったら、売上に貢献しないまま辞め、‥‥唯一売上を上げてくれるスタッフが独立‥‥。なんて、やりきれない気持ちになった経験はございませんか?

 営前前、「先生、お話があります。営業後、少しお時間頂けますか?」という怖いセリフ。気が気でない一日を過ごし、覚悟して聞いてみると、「お金を貸して欲しいです。」と‥‥。心の中でホッとして、ついつい金額も理由も聞かず「いいよ~いくらでも‥」と‥(笑)

 このようなドキドキする体験は、少ない方がいいですよね。では、離職率を改善するためには、どういう取り組みをするといいのでしょうか?

 『辞めたい‥』と思う理由を知り、それを改善することが、本来なら正しいやり方だと思います。ただし、退職願を出している本人に理由を求めても、本心を言わないスタッフが多いように思います。

 辞めたいと思う理由を知ることは、大事です。定期的なES(社員満足度)アンケートを実施し、改善する方法もあります。※またの機会に掲載させて頂きますね。

 退職理由を知り、それを改善していく取り組みも大事だと思いますが、同じぐらい大切なのは、『残って頑張りたい‥』と思う理由を作ることだと思います。不満を取り除くだけでは、安定的な定着にはならないと思います。

  先ずは、どのタイミング(時代)で辞めることが多いのか?を確認してみて下さいね。

1.入社~デビューまでのアシスタント時代に辞めることが多いのか?

2.デビュー~一人前の美容師までのジュニアスタイリスト時代に辞めることが多いのか?

3.一人前~のスタイリスト時代に辞めることが多いのか?

どの時代に辞めることが多いのか?を見極め、どこを重点的に取り組めば良いのか?を明確にされることをお勧めいたします。

 そして、残って頑張りたいと思う理由作りを取り組むことによって、離職率の改善につながると思います。

 詳しくは、次のpart2でお伝えしますので、お楽しみに‥

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