貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol 168 行動に移すのが遅い幹部の問題 (大型店のお悩みシリーズ)第1弾
店長会議で決まった事など、すぐに取り掛かる店長もいれば、取り掛かりの遅い店長もいますよね。「あの件、どうなってる?」「あっ!すいません!すぐに取り掛かります!」若い頃の私は、いつも心の中でキレていました。笑
一スタッフならまだしも、お店の責任者の行動が遅いと、諸にお店の伸びに影響してしまいますよね。そうなんです。お店が伸びる速度は、店長の行動力に比例しています。
お店の成長速度=店長の行動力
行動力とは何か?それは、一般的には行動する力ですよね。私の解釈は少し違います。行動力とは、行動する力ではなく、行動のスピードだと思います。
行動のスピードとは、何かをはじめようとしたとき~実際にやり始めたときの短い人のことを指します。
店長のスピード感は、部下から見て頼もしく映ります。逆に、いつも、店長の取り掛かりが遅いと、部下から見て頼りなく映ります。この状態が蔓延しますと、ぬるーいお店になりますよね。また、行動力のある部下のやる気を削いでしまうこともありますよね。
ですので、少しフライング気味の店長の方が、遅い店長より、遥かに優秀だと思います。店長だからと言って、完璧な行動でなければならないということはありませんよね。完璧でなくても、行動が早い方が、部下からの絶対的な信頼を得ることができると思います。
ですので、先ずは店長に、店長のスピード感の大切さを理解してもらうことが大切ですよね。
そのうえで、仕組み的に店長の行動力を上げるためのコツをお伝えいたしますね。
店長会議で何かが意思決定されるときに、会議終了後の動きの確認を必ずすることです。
いつから始めて‥(開始日)
いつまでに終わらせて‥(期限日)
いつ報告し合うのか‥(報告日)
を確認し合います。
開始日、期限日、報告日の期日を全店統一してもいいのですし、場合によっては、各店の店長に、自店のスケジュールを確認してもらいながら、別々に宣言をされても効果的だと思います。
決定事項に期日を決めないことは、ゆっくりでいいよ!と言っているようなものだと思います。
期日(開始日、期限日、報告日)を決めることによって、店長のスピードは仕組み的に早くなりますよね。
お試しください。
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