貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol282 やる気がない訳ではないが、ついつい行動の先送りをしてしまう…悪い習慣でお悩みのリーダー必読!
スタッフに「あの件だけど、どうなってる?」と聞くと、「あっ!すいません!すぐやります!」みたいな返事が返ってくることがありますよね。
1回ならまだしも、毎回、同じことを繰り返すスタッフもいますよね?
悪気がある訳でも、やる気がない訳でもない…単なるズボラな性格のスタッフもいれば、ズボラではなく、『やらなくてはいけない!』と心の中では思っていても、ついつい先延ばしにしてしまう事もありますよね。
この現象はスタッフに限らず、幹部クラスでも、あるいは経営者クラスでも、面倒なことを先延ばしにしてしまう事ってありますよね。
私も同じで、面倒くさいことほど、先送りにしてしまうことがあります。
一度先延ばしの習慣がついてしまうと、面倒な仕事が山積みになり、仕事に追われるようになり、半端ないストレスに見舞われることにもなりますよね。
そうなりますと、最悪、思考停止の状態に陥いることになり、再度やり始める時には、必要以上にエネルギーを要します。
動いている状態から動き始めるエネルギーと、静止している状態から動き始めるエネルギーとでは、全然違うので、必要以上にしんどく感じてしまい、ますます先送りの自分を作ってしまいます。
では、どうすれば先送りの悪い習慣を克服できるのでしょうか?
すべての方に効果的かどうかは、分かりませんが、私のやり方をご紹介しますね。
私が今まで、よく先送りにしている事案って、どんな事案が多いのか?を考えてみますと、
①重要だけど、すぐにやらなくてもいい事案で、
②頭を使う事案がほとんどです。
緊急で重要な事案は、責任感さえあればやりますよね。ところが緊急でない重要な事案は、「まっ❗️来月すればいいか〜」「まっ❗️来週すればいいか〜」「まっ❗️明日すればいいか〜」となりやすいですよね。
また、特に、『頭を使う事案』も先送りにしがちですよね。
私は頭を使う事案のことを『思考系』の事案と呼んでいます。
つまり、『重要だけど緊急でない思考系の事案』を先送りにしがちなので、
①やることリストを作業系と思考系に分類します。
②さらに分類された思考系の中から、重要だけど緊急ではない事案だけをピックアップします。
③そのピックアップされた事案を優先的にスケジュールに落とし込みます。
つまり、先送りにしそうな事案を優先的にスケジュールに落とし込んでいきます。
頭を使わない作業系の事案で緊急度の高い案件は、あえてスケジュールには落とし込まずに、やることリストだけで対応します。
頭をよく使うリーダーが先送りせずに、仕事を処理できる方法ですので、ぜひお試しくださればと思います。
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