貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol 93 他社が主催している『新人研修』に新人を行かせても、受講後すぐは、モチベーションも高く、良かったのだが、だんだん元に戻っていく事ってありませんか?
他社が主催している『新人研修』に、新人を参加させ、受講後サロンに戻ってきて、大きな声で「新人研修に行かせて頂いて、ありがとうございます!」と元気よく挨拶されると、一瞬『行かせて良かった~♪』と思いますよね。
ところが、元気が良かったのも数日だけで、徐々に冷めてきたのか、普通にもどってしまい、『新人研修」は、いったい何だったんだろう?って首をかしげた経験ってありませんか??(笑)
かといって、主催して下さった会社に、不満をもつのは違いますよね。
一つの原因として、『新人研修』で、いくら良いことをたくさん学んでも、サロンに戻って、先輩たちがその内容を行っていなかったら、新入生は、やらない先輩たちに『前、習え!』をしてしまいますよね。『新人研修』でいくらモチベーションを上がてもらっても、サロンに戻って、先輩たちのモチベーションが低ければ、同じく低い先輩たちに『前、習え!』をしてしまいますよね。
これは、先輩たちが悪いわけではなく、何を学んでいるのか?を知らない先輩たちは、いつも通りの姿でしかないですよね。
全てのサロンに当てはまるかどうか?は分かりませんが、ご参考までに、こうならない解決方法をご紹介いたしますね。
他社の主催する『新人研修』は、新人に参加させるのではなく、『教育部のメンバー』か、もしくは『新人教育を担当するメンバー』に受講させます。
『新人研修のやり方を学ぶ』のです。新人研修に自らが参加して、やり方をしっかり学び、書面化して『新人研修マニュアル』を作成します。
そうです。自社で『新人研修』ができる会社を目指すのです。新人研修マニュアルが出来上がったら、いきなり新入生に研修するのではなく、先ずは、先輩たちにその内容を指導、理解してもらい、先輩たちが通常で、できるようになっておくことが必要ですね。
毎年『新人研修』は、通常は入社後すぐに行いますので、3月の終わりか、4月のはじめに行いますよね。『新人研修』が始まる少し前に、『先輩研修』をお勧めいたします。『先輩研修』とは、新人研修の内容を先輩方が確認して、自分たち先輩ができているかどうか?をチェックする研修です。お勧めのタイミングは、閑散月にあたる2月ぐらいに実施されるといいと思います。
先輩方が『先輩研修』を真摯に取り組めば、新入生が新人研修で学ぶ内容を先輩方が実践されている状態を作ることができますよね。
こういう状態を作ることができれば、仮に『新人研修』で新人が学んだことを完璧にできなくても、『先輩研修』でできるようになれば、問題ないですし、むしろ、先輩方が出来るようになることの方がいい会社を作れますよね。
お試し下さい。