貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol 200 パーマ力が弱い(パーマ比率、パーマ客単価)大型店の問題点

 ヘアアイロンやコテ等の普及により、お客様が自分でキレイなカールを作ることができるようになりましたよね。なかには美容師さん顔負けのスタイリングをしている女性も増えて参りました。今や女子高校生だけでなく、中学生、小学生までもが、自分自身で可愛い巻髪スタイルを楽しむ時代になりましたよね。

 それが原因かどうかは分かりませんが、若い層のパーマ離れが加速しているように思います。年配層のお客様は、ボリュームを求めてパーマをあてる方は一定数おられますが、そうでない若い客層は、気分により、自由自在にスタイルを楽しむために、あえてパーマをあてない人が多いような気がします。

 ところが、若い客層でありながらも、パーマ比率やパーマ客単価も伸びているサロンもあります。パーマ比率が低迷しているサロンが多い中、どうのようにしているのでしょうか?

 パーマ比率がなかなか上がらないサロンの特徴として、お客様に『パーマスタイルを発信していない‥』からかも知れませんね。

 パーマスタイルを発信しているのではなく、『髪の毛が傷まないパーマメニュー』を売っているサロンが多いように思います。もちろん、なるべく髪の毛に負担の少ないパーマをお勧めすべきだと思いますが‥。

 若い客層は、傷まないパーマだからパーマをあてたくなるのではなく、自分のしたいパーマスタイルがあるから、パーマをあてたい‥のです。当たり前のことですよね。

 ですので、お客様がしたいと思うようなパーマスタイルをどんどん発信することが、当たり前ですけど、パーマ力が上がる最大の方法だと思います。ヘアアイロンやコテでは作ることができない質感。可愛い(イケてる)パーマスタイルをどんどん提案すれば、パーマをあてたい人は必ず増えると思います。

 傷まないパーマをお勧めするのは、頻繁にパーマをあてている年配のお客様に、パーマでのダメージや負担を軽くするためにご提案するのが、よろしいかと思います。

 ですので、若いお客様にもパーマ比率を上げたいのなら、旬なパーマスタイルをどんどん発信されることをお勧めいたします。 

 

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