貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol 105 練習はしているけど、早く技術を習得して、早くスタイリストデビューしたい感に欠けているスタッフには、どう対応すればいいのか?お悩みのリーダー必読!
練習をサボることなく毎日練習はしているんだけど、少しづつ技術習得に遅れが出ていても、焦ることなくマイペースなスタッフっていますよね。放っておくと、やはりスタイリストデビューが遅れ遅れになってしまいます。『1日でも早くスタイリストデビューしたい‥』と本当に思っているのかどうか?で、イラっとした経験ってありますか?
一人前の美容師としてスタイリストデビューするためには、シャンプー、マッサージ、カラリング、ブロー、アイロン、パーマ、カット、アップ‥等の『技術項目を約60項目』(サロンによって違うかも‥)を約三年かけて習得する必要がありますよね。気の遠くなるような道のりですよね。
スタイリストデビューした先輩たちは、自分が一度通った道ですので、アシスタントの習得するスピードが速いのか?遅いのか?は、だいたい分かりますよね。
ところが、一度も通ったことのないアシスタントたちは、自分のペースが速いか遅いのか?を知らずに練習しているケースが多いですね。
自分の習得スピードが、同期のスタッフと比べることはできても、一般的な美容師さんとの習得スピードとの比較ができないですよね。
そうなんです。そこだと思うんです。自分の習得スピードが速いのか?遅いのか?が分からないと、当然ですが、焦ることも、ペースを速めることもやらないですよね。
ですので、今の自分のペースが速いのか?遅いのか?が自分自身で確認できるものがあれば、スピードの意識も変わる可能性はありますよね。
デビューまでの『教育カリキュラム』と『モデルプラン』さえあれば、それが可能になります。この2つがあれば、自分自身で『デビュープラン』を立てることもできますよね。
スタイリストデビューが遅れ遅れになりがちな美容室では、先ずは『教育カリキュラムがない』ところが多いですね。教育カリキュラムがあったとしても、教育者側の目安で作られていることが多いような気がします。
教育カリキュラムがアシスタント側のために作成されておくと、スピード意識は変わると思います。またデビューするためのモデルプランがあれば、毎月の『レッスンプラン』も明確になりますよね。
登山で例えると、一度その山に登ったことのある人は、歩行ペースが分かりますが、初めての人は分かりませんよね。初めての人は、標準モデルをアドバイス受けておくと、無理なく登山ができますよね。
『教育カリキュラム』と『モデルプラン』の作成と活用、ぜひお試しください。