貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol 115 毎月、目標の未達成が続いていても、それが当たり前になっているスタッフっていますよね。
目標は掲げるものの、毎月未達成。焦ることもなく、呑気な社員を見ると、イラっとした経験ってございませんか?目標額に達成していなくても、それが当たり前になっていて、もはや『目標』って達成しなくてもいいものになってしまっている‥。そんな空気感が社内に蔓延してしまうほど、怖いことはないですよね。
『これではいけない!』と、目標をノルマ化して、半強制的に頑張らせる会社もありますよね。あまりよろしくないとは分かってはいても、ノルマ化したい気持ちは分かりますよね。(笑)
できれば、強制的ではなく、自発的に目標に向けて頑張って欲しいですよね。では、どのようにすれば、目標意識が高く、自発的に目標達成に目を向けさすことができるのでしょうか?
先ずは、根本的な問題として、心の底から『目標を達成したい!』という気持ちになっているのかどうか?に、その原因があるように思います。
仮に、『目標を達成したい‥』という気持ちが薄いのであれば、当然、毎月未達成でも平然としていられますよね。
私が思うに、毎回、未達成が続く大きな原因の1つとして、『目標の立て方』に問題があるような気がします。
昔、聞いたことがあるのですが、『良い目標とは、手が届くか?届かないか?ぐらいの設定が望ましい‥』皆さん、これはどう思われますか?
一見、正しい考え方のように思えますよね。私のやり方や手順が間違っていたのかも知れませんが、30年以上経営を続けてきて、何度もこの考え方の目標値に設定してみましたが、結果的には、この目標値にすればするほど、未達成者が続出しました。(笑)
なぜ、そうなったのか?と言いますと、目標に魅力が無いからだと思います。
そうなんです。良い目標とは?手が届くか?届かないか?ではなく、本人がワクワクしているか?どうか?で決まるのだと思います。
本人さえワクワクしていれば、多少大きな目標値も難なくクリアーすることもあります。逆に、ワクワクしていなければ、簡単な目標すら達成できません。
会社から与えられた目標は、働く社員みんなが良くなる目標値であれば、ワクワク感のある目標になりますが、社員ではなく会社が良くなるだけの目標値であれば、ワクワクはしませんよね。
会社から与えられた目標値ではなくて、あくまでもスタッフ一人一人が、自分の将来(キャリアプラン)を見据えた目標値であれば、心の底から『達成したい‥』という気持ちが芽生えるスタッフも増えていくのではないでしょうか?
会社やサロンの目標値も大切な目標です。一般社員の個々の目標値は、もっと大切だと思います。
如何でしょうか?
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