貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol 202 ヘアケアメニュー力が弱い(トリートメント比率等)大型店の問題点 第2弾 『一生懸命に説明すれば、トリートメントをして下さる‥』って、本当?
トリートメント比率等が高いスタイリストは、必ずしもトリートメントのプレゼンが上手な人ではない‥スタイル提案を積極的にされているスタイリストは、説明が簡単でも比率が高い‥というお話を第1弾でさせて頂きました。
要するに、お客様から美容師としての絶大な支持や信頼を頂いていてさえいれば、ヘアースタイルも、メニューも、お客様のヘアライフをリードすることが可能だということです。
『一生懸命に説明すれば、トリートメントをして下さる‥』と思っておられる方が多いような気がしますが、本当でしょうか?一生懸命に説明したら本当に成果が出るのでしょうか?
もしも、お客様がメニューをされた理由が、『スタッフさんが一生懸命に説明されたから‥』であれば、それは、お客様が本当にしたいメニューではなく、『しないと悪い気がして‥』が本音なら、あまりいいプレゼンとは言えないと思いますね。それがひどくなると、押し売り感を感じるときもありますよね。
これならまだいいと思います。お客様がサロンもスタッフのことも大好きで、『勧められたことはしてあげたい‥』であるならいいと思います。『しないと悪い気がして‥』とは、違いますよね。
一番成果の出るプレゼンは、お客様の『お悩み解決としての提案』だと思います。
メニューを売り込むのではなく、お客様の髪の毛のお悩みを解決するための手段を売り込むのです。
お客様の髪の毛のお悩み等を丁寧にヒヤリングして、その悩みを解決するための手段としてメニューを提案するんです。
お客様のお悩みのヒヤリングなしでメニューを売り込む場合、メニューの良さを羅列する売り方になってしまいます。
「こんな成分が入っていますよ!」
「こんな効果がありますよ!」
冒頭でお話している『一生懸命に、必死で伝えるプレゼン』になりやすいですよね。
ところが、お悩みのヒヤリングを丁寧にすればするほど、メニューを極端に売り込まなくても、自然に(トリートメント等)をして頂けるお客様は増えてきますよね。
メニューを売り込むのではなく、お悩みの解決策を売り込むので、押し売り感もなく、むしろお客様のための提案ですので、よりお客様から信頼されると思います。
如何でしょう??
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