貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol 204 当日のメニュー変更力が弱い問題 大型店の問題点 第2弾『メニュー変更で時間が押すと、次の予約のお客様にご迷惑がかかる!?
当日のメニュー変更力が弱いと、時間をかけて取り組んできたことが無駄になることがありますよね。
流行りのデザインカラーの講習を受けてスキルアップしても、当日のメニュー変更力が弱いと、ヤラず終いになりますし、『また次回やりましょう!』と次回提案をしても、次回ご来店されるのが三カ月以上先だと、提案した事すら忘れてしまうスタイリストも少なくはありませんよね。(笑)
また、トリートメント等の新メニュー導入にあたり、勉強会やミーティングを重ねても、当日のメニュー変更が弱いと、説明はするけど結果に結びつかない‥という現象が起きてきますよね。
第1弾では、パーマ比率、カラー比率、トリートメント比率‥等の指標も大事ですが、この比率に目を向ける前に、『当日のメニュー変更率』に目を向けて、どんなに忙しい時でも当日のメニュー変更ができる体制づくりに力を入れることをお勧めいたしました。
第2弾では、当日のメニュー変更力を上げるための体制づくりの話をさせて頂きますね。
そもそも、どうして当日のメニュー変更が少ないのか?と言いますと、やはり、『メニュー変更で時間が押しますと、次の予約のお客様にご迷惑がかかる可能性があるから‥』ですよね。もちろん、明らかにご迷惑をおかけするなら、自重すべきだと思います。
では、メニュー変更率の高いサロンは、どのようにしているのでしょうか?それは、メニュー変更をチーム力でカバーリングしているからです。つまり、チーム制のメリットを最大限に活用できているからだと思います。
もしも、それぞれのスタイリストが単独でお客様を担当している場合は、アシストしてくれるスタッフがいない限り、メニュー変更をすれば、当然、次のお客様と被ってしまいますので、メニュー変更を自重さざる負えないですよね。
ところが、3人程度のチームを組んでカバーリングできれば、3人で回せる許容範囲さえ越えなければ、メニュー変更が可能になります。
普段から、チーム内でしっかり打合せをして、メニュー変更した時のフォーメーションが瞬時にできるようになれば、チームでこなせる人数や時間生産性が格段に上がりますよね。
チームでのカバーリング力が上がれば、ヘアケアメニュー等のメニュー変更はもちろんのこと、パーマやカラーのメニュー変更も可能になります。
旬なパーマスタイルや旬なデザインカラースタイルをチーム内で共有さえできれば、メニュー変更が可能になります。
チーム内のスタイリストが、今後、オススメするパーマスタイルやカラースタイルをチームのメンバーに教えていきます。
巻き方、塗り方、調合の仕方、スタイリリングの仕方等‥を1スタイルづつ丁寧にチームのメンバーに教えてることによって、担当スタイリストが同じ時間帯にこなせる人数が変わってきますよね。
チーム力が上がれば、メニュー変更は当たり前になり、営業中、アイコンタクトだけで、慌てることなく作業ができるようになります。
お試しください。
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