貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol 217 ミーティングで決めたことが、忙しい時にはできない問題…にお悩みのリーダー必読!第2弾 どんなに忙しくても、スタッフ間同士の笑顔さえキープできていれば…!?
ミーティングで決めたことが、営業中に実行できなければ、ミーティングの時間が無駄になっている…ということですよね。多くの美容室では、ミーティングは営業時間外に行われてると思います。サロンワーク終了後、疲れきった状態でミーティングをしていますので、ミーティングで決めたことは必ず営業中に実行され、ミーティングが無駄と感じられないようにしたいですよね。
ミーティングで決めたことができない…ことが多い時とは、お客様が混みあってきて、スタッフに余裕がなくなってくるとき…だと第1弾でお伝えさせて頂きました。
その原因として、混みあってきますと、『お客様を早く掃かせようモード』が店内に知らず知らずのうちに発令されているから…だとお伝えさせて頂きました。
現場のトップや余裕のないスタイリストの目が血走り、「急いで!急いで!」感を出してしまいがちですよね。(笑)
そこで、第2弾では、そうならないためのちょっとしたコツ(対処法)をご紹介いたします。
店内がプチパニックになる原因は、必ず伝染経路にあります。余裕のないスタイリストが発生源で、周りに伝染していくことです。
この伝染経路は、実は『指示や伝達』です。
余裕のないスタイリストがアシスタントへの指示伝達で多いのは、
1.笑顔が消え、顔が引きつっている。
2.めちゃくちゃ早口になる。
3.きつい言い方になる。
この3つではないでしょうか?
ですので、この逆をすれば、いいと思います。
1.さわやかな笑顔で…
2.ゆっくりとした口調で…
3.敬語でお願いする。
これを私どもでは、『指示伝達の3つのお約束』と呼んでいます。
この『指示伝達の3つのお約束』をスタイリストが取り組み、守ることができれば、プチパニック状態を回避できると思います。
特に、指示を出すときの顔の表情はとても大切だと思います。
そうなんです。スタッフ間同士の笑顔のやり取りが、一番といっていいほど大事だと思います。
お客様への笑顔は徹底できても、スタッフ間同士の笑顔が徹底ができていなければ、バタバタした店内のピリピリした空気になってしまいますよね。そうなれば、余裕がなくなり、ミーティングで決めたことができなくなります。
逆に、どんなに忙しくても、スタッフ間同士の笑顔がキープできていれば、精神的にも穏やかになり、ミーティングで決めたことが徹底しやすくなります。
すなわち、スタッフ間同士の笑顔を徹底することが、ミーティングで決めたことを実行する戦闘態勢を作ることになります。
スタッフ間同士の笑顔が戦闘態勢を作る!少し違和感がある言い方かもしれませんが…(笑)