貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol58 続編 やる気のないスタッフに対して、どう対応したらよいのか?で悩んでいるリーダー必読!part2
vol57では、やる気の無いスタッフに対しての対応の仕方について、記載させて頂きました。
それには、リーダー自身が、人はどんな時にやる気になり、人はどんな時にやる気を失うのか?を理解する必要があるというお話しをさせて頂きました。
つまり、人間の本質を理解しているリーダーだけが、人を元気にさせ、人をやる気にさせることができるのだと思います。
昔の私のように「お前に欠けているのはやる気だ!やる気を出せ!」を連発しても、やる気にはなりません。むしろやる気を奪う言葉でした。(笑)
では、人はどんな時にやる気になるのか?ですが…
例えば、
1.感謝された時(存在を認められた時)
2.誉められた時(努力や成果を認められた時)
3.信頼された時(仕事や役割を任された時)
4.夢や目標を見つけた時(ワクワクするような夢や目標を見つけた時)
5.守る人(家族)ができた時
6.自分の行いで、人に喜ばれた時
7.成果を感じられた時
・・・
と、代表的な要因を7つ挙げてみました。
この7つの中で、リーダーがスタッフに働きかけることのできる要因を3つにまとめるとすると、
1.感謝
2.期待
3.ワクワク感
だと思います。
普段からリーダーとして、部下の存在に感謝しているでしょうか?そして感謝を伝えているでしょうか?時々は、自分に問いかけてみることをお勧めします。
また、普段からどんなスタッフにも期待を込めて接しているでしょうか?心の中で「この子は出来ないスタッフ」と思った瞬間から、そういう接し方をしていないでしょうか?部下はそれを敏感にキャッチします。自分は期待されていないと感じたスタッフは、どんどんやる気を無くしていきますよね。
部下は、自分がリーダーから感謝され、必要とされている感を感じているならば、やる気を出してもらえるのではないでしょうか?
最後にワクワク感ですが、ワクワクする目標を持たせてあげることが、一番のモチベーションを上げるきっかけになりますよね。
モチベーションと聞くと、「やる気」という意味に捉えがちですが、本来の意味は、「動機づけ」です。
頑張りたいと思う動機を作ることです。
この動機付けは、二つあります。
一つの動機づけは、会社やサロンのビジョンがスタッフにとってワクワクするものであること。
私はよく、「会社が赤字だから頑張れ!」とスタッフに発破をかけていました。(笑) しかし、スタッフからすれば、会社の赤字を解消するために本当に頑張ろうという気持ちになるでしょうか?すくなくともワクワクしたやる気では無いですよね。たとえ今が赤字でも、赤字を解消した先のワクワクしたビジョンを明確にすることをお勧めいたします。
もう一つの動機づけは、スタッフ個人の将来的なビジョンを明確に導き出してあげることです。キャリアプランを含め、人生設計までをもプロデュースできる会社を目指したいですね。
会社のビジョンと個人的なビジョンの両輪でワクワク感を与えることのできるリーダーになるといいと思います。
私自身も、いつもスタッフにやる気になってもらう要因として、1.感謝 2.期待 3.ワクワク感の3つを心に留めて頑張るようにしております。まだまだ足りませんが…(;^ω^)