貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol 116 ミーティングで脱線を繰り返し、結局何も決まらず、次回に持ち越してしまう‥って経験ございませんか?
美容室の場合は、営業後にミーティングをされているサロンを多く見受けられます。ですので、ミーティングの開始時間もまちまち、終了時間もまちまちになりやすいですよね。スムーズに進行して、スムーズに終われば問題ないのですが、眠たい目を擦りながら、脱線につぐ脱線‥(笑)結局何も決まらず、後日、別日にまたミーティング‥。また時間を作らなければならないスタッフはうんざりしていますよね。できれば、短時間で、効率よくミーティングを進行させたいものですね。
そもそも、なぜ脱線するのでしょうか??一概には言えませんが、脱線する多くのパターン(理由)として、ミーティングの司会者が参加者に意見を求め、誰かが発言(発案)したら、すぐに、その意見に対しての論議が始まってしまうことだと思います。20分~30分話し合って、結局、廃案になった場合、論議した時間が無駄とは言いませんが、ロスしたことになりますよね。また、司会者が同じように参加者に意見を求め、誰かが発言(発案)したら、また同じように、その意見に対しての論議が始まってしまう‥。
この進め方では、時間がいくらあっても足らなくなりますよね。では、どうすればいいのか?と言いますと、『意見を全部出し合ってから、議論』されるとスムーズにいきやすいですよね。ですので、意見が出揃うまでは、その意見が良いか?悪いか?の論議はしないようにします。意見が出揃ってから、その案の中から、成果が出る案だけに絞り込んでいった方が、はるかに効率的ですよね。
最終的に、2案~3案に絞り込んでから、それぞれの案のメリットデメリットを充分に論議されたほうがいいですよね。つまり、一つ一つの案の良し悪しを論議するより、どの案が一番成果がでるのか?を論議した方が効率的だと思います。
もう一つ脱線する理由は、ミーティングの途中でちゃちゃを入れて進行を妨害するスタッフの存在ですね。昔の私みたいですね。(笑)ミーティングを盛り上げて楽しくするのは、大賛成なのですが、真剣な場面で、面白くないジョークを入れると、その分だけ、ミーティングが長くなりますよね。かといって、ちゃちゃを入れるスタッフを注意すると、ミーティングの空気が壊れてしまうこともありますよね。
どうすればいいのか?と言いますと、ミーティングの司会者が、『本日のミーティングのタイムスケジュールをホワイトボードの片隅にでも書いて、開始時に参加者に伝えておく』と、効果的だと思います。
意見出しの時間→絞り込む時間→メリット/デメリットを論議する時間→最終的に決定する時間→決定後の役割分担を決める時間
ミーティングの『進行手順』と『時間配分』をミーティング開始時間に伝えておくことによって、ちゃちゃを入れて進行を妨げるスタッフも協力的になると思います。
お試しください。
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