貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol 111 お客様のお洋服にカラー剤を‥やらかしたスタッフに注意を促すが、忘れたころにまた再発‥とお嘆きのリーダー必読!

 お客様のお洋服にカラー剤がついてしまった‥あってはならない大失態ですよね。何とか保険とかで対応できたとしても、同じモノが手に入らず、弁償という手段でしか対応できませんよね。ただし、弁償すればいいという問題ではなく、お客様のお気に入りのお洋服かも知れませんし、思い出のお洋服かも知れませんよね。決して起きてはならないことなのですが、忘れたころに再発してしまうことがあります。スタッフ数が増え、店舗数が増えると、1年に1回、半年に1回‥短い期間で勃発することもありますよね。

 短いスパンで再発するサロンもあれば、何年も起きていないサロンもありますよね。その違いはどこにあるのでしょう?

 人間誰しも、失敗はありますよね。不注意はあったとしても、わざとではないですよね。失敗が限りなく少ないサロンは、何が違うのか?と言いますと、『失敗から学んでいること』です。

 お客様のお洋服にカラー剤をつけてしまった後、どういう動き方をするのか?で今後の再発するのか?しないのか?が決まります。

 再発してしまう良くない動き方は、

⑴カラー剤を誰がつけたのか?にフォーカスし、

⑵コトの重大さをコンコンと説明し、

⑶細心の注意を払うように叱責する。

 『あるある』の対処法なのですが、これでは、忘れたころに再発してしまします。

 『失敗から学ばなければならないのは、一スタッフではなく、会社の方です』よね。

 正しい対処法は、この場合は、会社の教育に問題があったのではないか?と考えるのが正解ですよね。

 カラーの知識やテクニックばかり教えて、カラー剤をお客様のお洋服につけてしまう危機管理の指導不足ではないか?と捉えることが大事ですよね。

 ですので、カラーの教育マニュアルに、カラー剤の危機管理がきちんと明記されており、どういうタイミングでカラー剤がついてしまうのか?つきやすいのか?の指導を徹底しておくと、再発する確率は下がりますよね。

  重大なミス→教育部へ報告→教育マニュアルの改正→全スタッフへの告知→アシスタント教育改正

 ミスは、起こります。ミスを犯した後の対処の仕方によって、限りなくミスが少ない会社へと成長するのだと思います。

 お試しください。

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