貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol280 部下がついてくる上司とは?人望のある上司の存在が離職率を改善できる!?
部下から見て、理想的な上司とは、どんな上司なのでしょうか?また嫌な上司とはどんな上司なのでしょうか?もしも、それが分かれば、理想的な上司になれるように努力すればいいですよね。
皆さんの会社では、社内でそのような話をされたことはございますでしょうか?
美容室のコンサルタント業を20年近くさせて頂いておりますが、理想的な上司を明確にされている会社やサロンは、ほとんどありませんでした。
店長やチーフ等の仕事を明確にされている会社はあっても、理想的な店長とは?を明確にされているところは、ほとんどありませんでした。
外部の店長育成講習等で、学ばれたことはあっても、社内では明確になっていないところが多いので、なかなか理想的な店長は育っていないのが現状ではないでしょうか?
理想的な上司とは、『部下からの人望のある人』のことだと思います。
長年、美容室とコンサルタントを経営してきて、社内の人間関係は、店長の人望で決まると言っても過言ではないと思います。店長に人望がある…という土台がしっかりしているから、良いチームを作れると思います。
ところが、美容室の場合、店長に抜擢される人の基準が、技術が上手くて、売上の多いスタイリストになっている事が多いと思います。
それはそれで間違ってはいないと思いますが、それらの項目は、優先順位的には、2番か3番だと思います。私的には、『部下からの人望』が優先順位の1番であるべきだと思います。
とは言え、そうそう都合よく人望を兼ね備えた店長候補は、なかなかいないのが現状ではないでしょうか?
そうであるならば、ある程度は、人望のある店長に育てる必要がありますよね?育てるためには、人望のある店長とは?どういう店長なのか?を明確にする必要がありますよね。
ご参考になるかどうかは分かりませんが、私ども会社では、人望のある店長とは?を明確する前に、部下からどう思われている店長が理想なのか?が決まっております。
ご紹介しますと、
①うちの店長は、私のことををいつも気にかけてくれる人。
②うちに店長は、私のことを分かってくれている人。
③うちの店長は、私の将来のことをいつも考えてくれる人。
の3つを作ることを目指しております。
この3つの事実さえ作ることが出来れば、部下は店長のことを好きになり、信頼するようになります。
結果的に、人望のある店長になることができます。当然、部下がついてくるリーダーになり、人間関係が良好なチームになると思います。
お試しください。
人望のある店長の詳細は、次回お伝えさせて頂きますね。
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