「夢中になれるものが欲しい」と願い事する夫。
七夕でしたねぇ~。
家族3人で短冊に願い事を書きました。
私
「免疫キングになりたい」
「梅の木が欲しい」
8歳息子
「キーオブジェをみつけたいです」
「ほねほねザウルスマスターになりたいです」
夫
「家族が健康でありますように」
「夢中になれるものが欲しい」
8歳息子は短冊を書いた翌日に一つ目の願いを叶えました。
なくしてた鍵のおもちゃを見つけました。
私は体調が不安定すぎて…あと梅の木が欲しすぎて…
(息子は「ベランダに梅の木植えようか」とアドバイスをくれました。木はムリかなあ…)
そして夫の願い。
一つ目は去年と同じ。
問題(?)は二つ目。
「夢中になれるものが欲しい」
青い!!
なんじゃそりゃ。
よいかっ!
「夢中になれるもの」とは!
向こうからやってくるものではない!
(やってくることもあるかもしれないけど)
常に目を光らせ少しでも心に引っかかる何かを見つけたら、しがみつけ!!
もし「ネコいいなぁ」と思ったら!
ネコさんについて調べ!関われる場所を探し!
足を運ぶ!!
「なんか違うかも」と思うまでそれをやる!!
じゃなきゃ『夢中になれるもの』なんてふつーそこら辺に落ちてない!!
ぜえはあ。
…
むかーしむかし、私はお芝居に関わっていたことがある。
大学の演劇部に所属し、卒業後もフリーで舞台に参加していた。
その私にお芝居をやってない知人は
「夢中になれるものがあって羨ましい」
と言っていた。
別に私は役者で食べていくことを目指していたわけではない。
(ただの趣味と言うには時間もお金もかかるものではあるが)
夢中になっていたかはわからない。
やりたいと思ったからしがみついて、そこに身を置いた。
今も後悔はしていない。
やりたいことを見つけようともせず、
気になることを掘り下げようともせず、
手も伸ばさずしがみつきもせず、
「夢中になれるものがあっていいね」
とはよく言えたものだと当時から思っていた。
しかしまさか40代で夫が同じ事を言い出すとは。
みんなそんなに『夢中になれるもの』なんて持ってないよ。
本当に欲しいなら本気で見つけだせ。
しがみつけ。
息子に醜態さらしてるんじゃない!
ちなみに私は今夢中になれるものはないが小さい楽しみがいくつかある。
やりたいことのストックもある。
今はそれで十分。
(息子は夫の願いを叶えるためにサメ図鑑を渡し「サメに夢中になるといいよ」と言ってました。両親の願い事を叶えようとしてくれる息子…なんてできた子!)