8歳息子。朝から事を荒立てる。
朝から8歳息子、
「頼りにされるにはどうしたらいいのー?」
と泣く。
最近(気が向く時に)自分の布団を畳みだした息子。
今日はシーツを洗うため私がついでに彼の布団を畳んだことがいけなかったらしい。
私が畳むのを見て、着替え途中の息子は半裸で布団になだれ込んできた。
(シーツ掛かってない布団に地肌を擦り付けられるのがイヤで畳んでたのだけど・・・)
私「シーツ洗いたいんだよ。畳んじゃってごめんね」
息子「どうしたら頼りにされるのぉ?ぼくに何が足りないのぉ?」
私「(やっかいなことを訊いてきた・・)まずは自分のやるべきことを終わらせることだな。言われずにやる、言われた場合も『やるつもりだったのにぃ』と泣かずにすぐやる」
息子「じゃあお絵かきとかやりたいことを一生出来ないってことぉ?」
私「そんなことないでしょ」
息子「どうすればいいのぉ?」
私「まずは何を優先させたいか考えな。絵を描きたいか頼りにされたいか」
頼りにされたいならまず自分のことを終わらせてから周りに目を向ける。
他の人のお手伝いが見つかればやる。
見つからなければ「何かやれることある?」と訊く。
同時に二つのことは出来ないよ。
絵を描きたいなら描けばいいじゃん。
そもそもなんで頼りにされたいの?
息子「みんなにすごいと思われたい」
なおさら自分のことを終わらせた方がいいと思う。
まだ出来てない人にお手伝いをお願いすることなんて出来ないよ。
『すごい』ってどういうこと?
勉強ができたり体育ができたり?
もし君が勉強や体育が好きならそれもいいかもね。
でも絵を描くことが好きならそれだっていいじゃん。
その場で『すごい』っていうのは案外簡単に言ってもらえると思う。
でもそう言った人は翌日には『すごい』と言ったことを忘れてるかもしれないね。
1年後には確実に覚えてないと思う。
すぐ『すごい』って言われてすぐ忘れられるより、
君が自分ですごいと思う事を突き詰めていったら、
いつか誰かの心に残る『すごい』になれるかもしれないよ。
云々・・延々・・・
いくら言っても通じないし、もはや自分でも何言ってるのかわからない。
『他人にすごいと思われたい』という浅ましさもさることながら、
すごいと思われたいくせに全く努力をしないのはなぜなのか。
これで
朝食なんて作れるかっ!!
昨夜の残りの味噌汁とごはんと納豆のみ。
夫の弁当も白米のみ。
私「納豆のふた、汚れてないならそのまま捨てればいいのにどうして水に浸けるのっ?」
「台拭きして」
「箸並べて」
「時間ないんだよ?早く食べて」
「ダニ除けシート、洗っちゃったらもうダメじゃん!」
こういうのを小言というのだよ。
普段我慢してるのが一気にでた。
私も泣きたい。
小言を言われた夫はその後一言も発さず会社に行った。