メモ:学校におけるユニバーサルマスキング/COVID-19の発生率
はい。ではこの「学校におけるユニバーサル・マスキングの解除 - 生徒と職員におけるCovid-19の発生率」というNEJMの査読済論文にツッコミを入れていこうと思います。
— 満月たまご🍾🍾🍾🍾 (@baby_kamex) November 10, 2022
Lifting Universal Masking in Schools — Covid-19 Incidence among Students and Staff | NEJM https://t.co/OeaB9srh0m
まず一番目立つグラフから。
— 満月たまご🍾🍾🍾🍾 (@baby_kamex) November 10, 2022
グループを4つに分けているけど、①~③はすべて3月中にマスク義務を解除。コロナの流行期は4月以降だから①~③はマスクの条件は同じはずなのに②の生徒だけだけ突出して感染者が出てるよね。しかも②は解除前から感染者が多いみたい(グラフは切れてるけど)。
実は pic.twitter.com/K5NhQBfbyB
②のグループにはとある特徴があるのです。
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それはサプリメンタルから。
実は②の地域の児童はワクチン接種率が高い! 特に11歳以下で顕著。感染率が低い「マスク義務地域」の児童は②の地域と比べ接種率が半分以下です。感染率と相関してるのはむしろこっちじゃない?https://t.co/v3k86Mrzhy pic.twitter.com/TF5q9CjAEF
次もサプリメンタルから。
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学校のマスク義務を解除した①~③地域と解除しなかった④。どこも学校外は解除済。オレンジが街中の感染率。グレーが学校の感染率。どこも街の陽性率より学校の陽性率が上回るけど、④の学校マスク義務化地域の方が差があるよね。 pic.twitter.com/M11AhcRjFJ
本分に戻って「義務化地域」の特徴を見てみましょうね。
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外国人、特にラテン系や黒人が突出して多く、貧しく、クラスに非行に走る生徒が多い。他地域との違いが顕著な地域なのよ。
様々なバイアスがあるなかで、この地域を取り出して「マスク義務化地域」と括るのは無理があると思うのよ。なんなら pic.twitter.com/R3sq4xMFCn
このグラフは富裕層の多い地域と、貧困層の多い地域の感染率の差を見ているグラフともいえるわけ。
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そもそもマスク義務前のテスト陽性率だって、④が一番低かったのよ。②の地域が突出して陽性率高いのはマスク義務が始まる前からだったってわけ。 pic.twitter.com/Ddes15meEV
まあ、結局ここに落ち着くんだけどね。https://t.co/dITWiN2uQf
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