【磐田市】新築分譲住宅分析7月21日
【令和2年6月24日】磐田市新築分譲住宅の分析 を記述して約1ヶ月が経ちました。この間、みなさまにおかれましては、どんな1ヶ月を過ごされてきましたでしょうか。私たちにとって、6月後半からは散々な日々で、例の流行り病の影響が出てきたように思います。
およそ1ヶ月経って、改めて同じ分析をしてみました。ご紹介していきます。現在、磐田市内で(弊社がご案内できる)販売中の新築分譲住宅は、72件→73件と、1件増加しています。全く売れていない?じゃないんです。内訳は、10件が売れて、11件が新規エントリーされた結果プラス1件増えています。もっと正確に書くともともと72件のうち9件が成約済になり、新規エントリーした12件ののち1件も成約済になった結果、10件が成約済になりました。
このようにある時点で集計したデータを見比べてみると、色々なことがわかってきます。たまたまでしょうが、今回は各エリアの最高値、最安値に変動はありませんでした。平均値を見比べてみると、磐田市全体(ALL)、旧磐田市、旧竜洋町、旧福田町は6月24日データとと比較して、7月21日データは下落しています。売れていない新築分譲住宅が100万円、200万円と値下げをしたからというのが表向きの理由ですが、適正な価格に調整されたとも言えます。
特筆すべきは、旧豊田町の平均値があがっています。これは平均値を下げていた安い物件が売れたとも言えますし、物件数が減り平均値があがりました。7件から4件と物件数が減ったのは、人気エリアであり、新しく仕入ができないので、新しい新築分譲住宅が建築できないのではないかと分析されます。
青は6月24日データ、赤は7月21日データ。先ほど記述した通り、旧豊田町エリアの販売価格平均値があがっている様子がわかるグラフになりました。
磐田市内新築分譲住宅のエリア割合です。まずは7月21日データです。
6月24日データもあわせて掲載します。
私がこの分析をしはじめて約1ヶ月。6月24日から7月21日に成約(もしくは商談が進んでいて成約に近いものを含む)は、10件。磐田市内のうち、旧豊田町、旧竜洋町、旧福田町が3件、旧磐田市が1件。
磐田市の新築分譲住宅は、とてもお買い得に推移しています。他のエリアと比較すると、リーズナブルです。なぜこの磐田市をはじめ袋井市、掛川市などがここまで価格が下がるのか、それとも愛知県東部や静岡県中東部はなぜ価格が高いのか、今後もしっかり分析を続けてまいりたいと思います。