あの子は先に進んでいるぜ
九時三十分起床。余りの暑さに、出勤まで四十分なのにエアコンをつける。十一時まで布団の中でうたた寝する。
十一時になったら布団から出て、飯を食い煙草を吸い、着替えて出勤。
今日は社員は自分一人でほかはバイトのみなので気楽だった。十四時過ぎに思わぬ来客。前職の同期。
いつか来るだろうと思っていた前職の情報番組の取材が本当に来た。ディレクターが自分の面識のない人だったら嫌だな、せめて先輩であれと思っていたがまさかの同期で安心する。
働いていた時に二番目に可愛いと思っていた人だ。このくそ暑いのに少しいい匂いがした。ちなみに一番可愛いと思っていた子には告白して振られている。
ディレクター昇進おめでとう、軽い近況報告を適当に話す。今度取材する時はまた連絡するよ、と言い別れる。
休憩中にLINEする。次の休み飲みにいこうや、となり、予定が出たら連絡すると伝える。
休憩から戻り新しく振られた仕事をやろうとするができない。とりあえずの案出しはしたが、出勤してみたら上司からのフィードバックは何も無く進みようがない。更に事務所には空調が無いのでくそ暑い。仕方ないのでYoutubeを見て時間を潰す。上司が見たらひっくり返ると思うが、仕方ない。やる気も何もかも失っているし、そうなった原因は会社にあるのだから。
明日は午前中に知り合いのお菓子屋を手伝い、午後から出勤。稼働時間は十四時間近くになるだろう。シフトでは十九時に店長が帰るからそれが救いだが、長丁場である。早く寝ることにする。
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