【出産レポ】子供産みました【促進剤投与!ついに出産編】
こんにちは、漫画家/イラストレーターをしています、富士フジノです。
こちらは、先日行った出産レポ配信をまとめなおした記事の後編になります。
【前編】〜入院まで〜はこちら
【中編】〜陣痛とのバトル〜はこちら
後編〜促進剤投与から産まれるまで〜
※時刻は、LINEの履歴などから割り出した大体のものになります。
◆14:00◆
子宮口4〜5センチから動かず。
予定通り、点滴で促進剤とビタミン剤(栄養補給)を投与することに。
陣痛が強くなってきてとにかくいきみ逃しがつらい。
身体中、震えが止まらなくなって歯もガチガチ鳴り出す。
助産師さんがずっとついてお尻を押してくれて、それに救われる。
「いきみ逃しすごく上手だよ、おかげで赤ちゃんが全然苦しそうじゃない」と励まされる。
◆15:00◆
いきみ逃しがどんどん強くなってきて、そろそろ進んだのでは……!?と思い内診してもらうが、なんと変わらず子宮口5センチ。
終わりの見えなさがあまりにショックで、心が折れそうになった…………
もういやだ、と思うが、当然逃げられないし休めもしない。このまま頑張るしかないんだ。
◆16:00◆
力が入っちゃってるのかもしれないからと、副交感神経を優位にして緊張をとる筋肉注射(ブスコパン)を助産師さんが先生に提案してくれて、打ってもらう。
注射の痛みが可愛く感じる。
◆17:00◆
いきみ逃しがつらすぎて気持ち悪くなり、嘔吐しはじめる。
そろそろ助産師さんが交代のため、4人くらいに囲まれて代わる代わる内診された。
一人耐えた後に「私も診ていい?」と言われ、めちゃくちゃ顔に出てしまっていたのか、「すごい嫌そうな顔したね〜!」と笑われる。
いやだってマジで痛いんだって!!
ずっとついてくれていた助産師さんが褒めてくれたが、メンタルがボロボロでめちゃくちゃ弱音を吐いてしまい再び笑われた。
◆17:45◆
ちゃんと進んでいる、と言ってくれた助産師さんの言葉の通り、
ついに完全破水。
子宮口、7センチ!!!!!!!!!!!!
もういきみを我慢するのが難しくて勝手にいきみ初めてしまうが、その一瞬の力で自然に開きそうとのこと。
◆18:30◆
子宮口ほぼ全開。
旦那が新幹線で向かってくれていたが、間に合わないので急ぎ母を呼ぶ。
ヘトヘトで電話をかけるだけで精一杯、、
◆18:40◆
そしてついに……子宮口全開!!!!!!!!!
いきみ方。以下を繰り返す。
◆18:45◆
母が到着!しかし話してる余裕はない。
旦那にビデオ通話を繋いでもらうが全然聞こえんしそれよりお産に集中したいのですぐ切ってもらう。
苦しいけどいきんでいいのがありがたすぎて天国にすら感じる。
とにかくもう陣痛が来るといきみたくていきみたくて……
ひたすらその衝動のままいきむ。
◆18:50◆
ついに院長先生が来る。
思わず「先生が来るってことはもうすぐってことですか!?」と聞いて「そうだよ」と笑われる。
もう!?早くない!?
赤ちゃんが出てきてる(排臨)のか股のほうが痛く、熱くなる。
でもいきみ逃しの苦痛よりずっとマシ…………
◆18:55◆
頭がもうはさまっている(発露)みたい。
会陰に麻酔される。会陰切開は「わけわかんなくなってる時にやった方がいいでしょ〜」と笑顔で言われた。(結果的に切るのは全然痛くなかった)
そして、
◆19:00◆
………という感じで、
無事我が子が誕生しました。
3394g、男の子です。
総分娩所要時間は27時間、初産平均の倍以上の時間がかかりましたが、子宮口が全開大になってからは20分という経産婦並みのスピードでした。
本当、私の場合はいきみ逃しが一番つらかった…………。
出産直後は本当にやっと終わった、という気持ちでいっぱいで、息子の方をあまり見る余裕もなかったのですが(あと後産でまた子宮グリグリされるのが結構キツかった)、
今ではもうどんな痛みだったのかすらいまいち思い出せないです。
産後はもう二度と自然分娩はごめんだとすら思ったのに、不思議だなあ……。
以上が、私の出産レポートになります!
ここまで長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
お産は百人百通りなので、あくまでいち個人の経験談ですが、何か参考になれば幸いです。
出産された世の中のお母様、本当にお疲れ様でした、
これからの方は、大変だと思いますが、いつか終わるので頑張って……!応援してます、本当に……!
男性の方や関係ないやって方も、どうか妊婦さん産婦さんには優しくしてあげてください。
息子はめっちゃ可愛いですが、その可愛さと出産のキツさは別!!!!!!!!!!!と、心から思っている富士フジノでした。