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【勉強術対談】前編

こんばんは、フジえもんです。

※下線部分には関連する記事のリンクを貼っていますのでご活用ください!

今日は、先日行ったやまもんさんとかんそるさんとの対談内容をお届けします。

前編は今読んでいただいているこの記事。

後編はこちら。かんそるさん担当です。

番外編はこちら。やまもんさん担当です。

では、対談~これが私の勉強術~の始まり始まりー

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はじめに

やまもん:みなさんこんにちは。やまもんです。今日は初の対談ということで、緊張してます。楽しくできたらなと思っています。

やまもん:対談始める前に、「聴こえ」の程度を共有したいのですが大丈夫でしょうか?私は両耳感音性難聴です。私の聴力は120dB以上です。「以上」とついてるのは、測定不能だからです。

やまもん:オンライン対談で画面小さい上に、OBSで資料反映させているので口元見にくいですよね。聞き取りも読唇も難しいので、チャットメインになると思います。よろしくお願いします。

フジえもん:私は両耳84db くらいですね。普段パソコンを使ってる時はこの骨伝導イヤホンを使って聴いていて、コミュニケーションはチャットメインです。日常会話では骨伝導補聴器を使っています。(口話)

かんそる:普段は大体口話がメインで、どうしても伝わらないときは筆談で対応してもらっています。オンラインではチャットがメインです。聴力は大体60~80dBくらいです。あと、授業の時位しか補聴器はつけていません。日常生活ではあまり使わないですね。たまに聞き返すことはあるけど、ある程度は聞き取れます。


やまもん:聴力と「聴こえ」は比例しないので、試行錯誤しながら対談を進めていくという形になります。よろしくお願いします。

やまもん:対談メニューはこちらになります。前編と後編に分けて、前編は「それぞれの勉強法に対する見解」、後編は「具体的な勉強法」となります。


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【何のために勉強しているのか】

やまもん:楽しいから勉強しています。知識があれば、あらゆる対象から気づきや学びを得ることができると考えています。当たり前のような行動にもたくさんの要素があって、その要素を分解していくと、自分の知らない分野だったり知っているけど意識したことなかったものだったり。たくさんの気付きがあります。それに、知っていることが多いと話題の引き出しが増えるので、人と話すことも楽しくなります。私の勉強する理由は以上です。

フジえもん:なるほど。それはいつ気づきましたか?

やまもん:楽しいから勉強していると自覚したのは中学2年生の時ですね。私は比較的できるタイプだったので、勉強することに抵抗はありませんでした。中から聾学校に通い始めたのですが、人数が少なかったのでマンツーマン授業でした。自分の進度に合わせてもらうことができたんですよ。教えてもらうだけの授業から、自分が学びたいことを要望として出してそれを扱ってもらうという授業に変わったのがきっかけですね。

フジえもん:自分から積極的に学びにいくということでしょうか?

やまもん:そうですね。

フジえもん:なるほど〜


フジえもん:私にとっての勉強とは知見を広げるためにするものです。知見を広げると物事の捉え方が多様になったり思考の基礎にすることができるので勉強をしています。教科書を読んで勉強するのもそうだし、対談、セミナー映像を見て勉強することもあります。

かんそる:どんなジャンルの勉強でも知識を増やしたいと考えていますか?

フジえもん:知識もそうなんですが、自分で新しく何かを取り入れて、そこから何かを考えるために勉強しています。

かんそる:なるほど!

やまもん:物事の捉え方が多様になるといっても、気づきがなければ一側面しか見えないと思うのですが、多面的に捉えることができたと実感するのはどんな時ですか?

フジえもん:勉強していることや社会問題などで、一つの現象に対して複数の視点から理解できた、考えられたときですね。
 

かんそる:私の勉強の目的は、将来ファッション系の職業につきたいと考えているので、ファッションの知識や技術を学ぶためが一番大きいかなと思います。だけど、ファッションと関係のない分野(社会系とか情報系とか)でも、その知識を学ぶことによって、違ったアイディアとか考え方が出てくるかもしれないので、普段の大学の授業も大切にしています。

やまもん:かんそるさんは、実用性重視かな?

かんそる:実用性重視ですね。


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【勉強はいつからしているのか】

やまもん:本格的なスタートは大学生になってからですね。高校までの勉強って、自分が興味ない分野もやらないといけない。成績のため、受験のために勉強しなければならないというある種の強制力を持った作業に近い感じでした。義務に近いのかなと。自分のやりたい分野を自分で決めて、参考書や勉強法を探していく過程が加わる大学からの勉強が自分にとってのスタートですね。そういう意味では、勉強は大学から始めた、となります。


フジえもん:今やっている勉強は三つありまして、
一つ目は色彩ですね。
始めたのは2019年の12月、推薦入試が終わって合格が決まった時に暇だったので、何か新しいことにチャレンジしてみようと思って色彩を始めましたね。

次に英単語はその次の年2020年の8月になりますね。自動車学校に入った時に同時に英単語を覚えてみようと思ったんですね。習慣の練習をするため軽く何か小さなことを毎日やってみようと思ってこれを始めました。

3つ目の手話は、手話でコミュニケーションを取るためにはある程度単語とか表現を知らないとまともにコミュニケーションが取れないのでこれ(手話パーフェクト事典)を使って覚えています。これは今年の2月noteにて記事を投稿したときからやっています。

やまもん:どっちかというと、勉強より学習かな?

フジえもん:そうですね 。勉強というよりは学習の方になるかな。まあでも、知見を広げるという意味では、語彙力も大事なので、勉強として含めました。

やまもん:コロナによる遠隔講義ということもあって、手話を使う機会がほとんどないと思います。手話を覚えても使わなかったら忘れてしまうと思うのですが、それについてはどう対応していますか?

フジえもん:手話を使うことについてはやまもんと普段zoomでつないで勉強会をしているので、そのときにちょこちょこ手話表現を使ってみたりしています。(でも、正直チャット多めになりがちw)


かんそる:私はファッションの仕事がしたいと思ったのが大学生になってから本格的に目覚め始めたので、勉強を始めたのも今年になってからです。それまでは、情報収集をメインにやっていました。ファッションにはどんな知識があれば仕事にできるのかとか、どんな勉強方法があるのかとか…。

やまもん:なるほど。いつ、ファッションに興味持ったんですか?

かんそる:ファッションに興味を持ち始めたのは、高校生の時ですね。当時好きだったアーティストがとあるブランドとコラボしていて、そこから色々みるようになりました。

フジえもん:なるほど~、色彩関連はそのために勉強しているのかな?

かんそる:色彩関連はそうですね。そのためです。


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【習慣化できているかどうか】

やまもん:学びは生活に不可欠だと考えているので、毎日何かしらの勉強をするようにしています。学びがないと1日何してたんだろうってなったりします。新たな発見があると本当に楽しいので、自然と習慣化できています

やまもん:でも、当日予定を立てるのはめんどくさいです。なので、前日の夜に翌日の予定を立てています。noteに毎朝7:00に投稿しているやつです。


フジえもん:できています。詳しくはこちらに書いていますのでご覧ください。


かんそる:私は、色彩検定とカラーコーディネーターアドバンスクラスの勉強を進めているのですが、その2つは計画を立てる事ができていて、実行にも移せているので習慣化できています。ですが、ファッション自体の勉強、洋裁の方法とか、素材に関することとかはまずどこから勉強したらいいかはっきり把握できていないので、まだ情報収集の段階です。

やまもん:気になったのですが色彩とカラコの大きな違いって何ですか?

かんそる:色彩は色に関する知識がメインだけど、カラコはどちらかというとより仕事っぽいというか色が大事な仕事向け(例えばインテリアデザイナーとかコーディネーターとか)って感じかなと思っています。

フジえもん:実業的かどうかかな?私はそう捉えてます。

やまもん:なるほど。ありがとうございます。色にも興味あるので、今の勉強が落ち着いたら色彩再開しようかなと思っています。その時はよろしくお願いします。


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【勉強に関して最近嬉しかったこと】

やまもん:私は「言語化」できた時が嬉しいですね。自分の知識になっていると実感できます。座右の銘が【思考せよ・言語化せよ・昇華せよ】なのですが、言語化に重きを置いていて、言語化するまでが勉強と捉えています。


フジえもん:最近嬉しかったことはやっぱり はじめた時よりも何かができるようになった、わかるようになったという成功体験を得られたことですね。例えば、カラコをやっていて知っている単語は色彩(1~UC級)で得た知識なので、あ、これやった!やった!となることが多いです。


かんそる:私は今まで学んだ知識や自分が知っていることが実際に生かされたときです。例えば、友達と話の話題になった時、問題が解けた時、実技に生かされた時にやっててよかったなと感じます。


やまもん:何らかのフィードバックがあると嬉しいですよね。ここまで話してみた感じ、みんな勉強に対して忌避感はないのかな?と思いました。

かんそる:自分がやりたいことをやっているので、特に感じないですね。

フジえもん:そうですね。勉強の成果が現れた証拠ですね。
そもそも、勉強に対する価値観が大学に入ってから、義務→自由に変わったので、抵抗はないですね~

高校まででも勉強はできたけど、どうしても受験勉強というある種の作業が伴う生活だったので、あまり楽しいとは思わなかったかな。

やまもん:環境によって捉え方、変わりそうですよね。自分がやりたいことを見つけるまでが苦しい方多いと思います。


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【勉強を定義すると】

やまもん:記事にも一回書いたのですが、

「勉強」=【理想に近づく手段】と定義しています。

勉強はゴールではなくて、自分の目標を叶えるために必要な要素だと考えています。何かをやるにしても、やることについての知識がないと難しい、結局勉強が必要になりますよね。詳しくは記事を見ていただければと思います。


フジえもん:私の勉強の定義というのはさっき喋った通り目的と同じで、知見を広げることが勉強だと思っています。

かんそる:私の勉強の定義は多くの知識や技術を獲得して、考え方やアイディアを広げることだと思っています。


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【勉強法試したことありますか】

やまもん:あります。スライドにこれまでに試した勉強法の一部を載せています。これらの勉強法にも向き不向きがあって、対象によってはやりにくくなってしまうこともあるんですよね。対象に合わせた勉強法を新しく作るようにしているしている感じです。つまらないと思った勉強法は一旦除外して、勉強法を作るときの参考にしています


フジえもん:私は勉強法を試したことがあるかということで、例えばノートにまとめるときにいろんな色を使う。時間帯によって勉強する科目をかえる。それから30分で一つの科目をやるとか、ノートの使い方だったりとか時間の使い方に関して、「東大生が選んだ勉強法」という本を読んで参考にして色々試していました。結果、全滅でした。高校までの話になります。


かんそる:私の勉強法は、まあ、高校までの話になっちゃうのですが、この「やってはいけない勉強法」という本を参考にしました。正直レビューがあまり良くないみたいなのですが、高校生の頃は自分にあった勉強法がわからなくて、当時クラスでおすすめの一冊と紹介していたので、これを参考にしていました。
本の内容の一部なのですが、特に自分が参考になったのは、勉強は必ずしも机に向かわなくていい文房具にこだわる、ノートだけでなくルーズリーフも活用する、この3つは特に参考になりましたね。

フジえもん:その本は知らないなあ。なるほど、どれも試したことあります。私は、ノート→ルーズリーフ→コピー用紙→タブレット(2in1PC)になりました。
今もどれかやってたりしますー?

かんそる:ルーズリーフで勉強するのはずっと続けてますね。文房具も割と自分にとって使いやすいものを使うように心がけてはいます。

フジえもん:筆記媒体はボールペン?シャーペン?万年筆?毛筆?

かんそる:自分はシャーペンがメインですね。イラストとか描いたりすることが最近多いので、必然的にボールペンよりシャーペンになります。

フジえもん:なるほど。私はぺんてるの千円くらいで買える万年筆を使ってます。あとサラサの黒ボールペンもたまに使ってます。

やまもん:私も勉強道具にはこだわってます。最近は電子端末でやることが多いのですが、各分量が多く、目が疲れるので紙と使い分けてます。

やまもん:イラスト=鉛筆ってイメージ強い。

かんそる:確かに、絵を描いたりするときは鉛筆ですね。

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【自分の勉強法について】

やまもん:私はタイムマネジメント重視ですね。やる内容、いつまでにやるか、達成度などを一つにまとめることができるのでおすすめです。この方法は、高校2年生から続けています。
勉強法としては、講義形式勉強法が好きで、常に話しながら勉強しています。自分の言葉に置き換えてわかりやすく説明するためには、対象への理解が不可欠です。本当に理解したのかどうかを確かめることができるのでお勧めしたいです。声出したり、身振り入れたりするので図書館やカフェでの勉強には不向きですね。

やまもん:家族に説明することもあるのですが、基本的には嫌がられます。

フジえもん:なるほどw
自分を他人として捉えて、自分自身に説明することもあります?

やまもん:ありますね。虚空に向かって話すことがほとんどなのですが、ペットボトルに向かって説明することもあります。自分に問いかけて、回答、また突っ込んで、回答という形を取ることもあります。


フジえもん:まずテキストを一周して全体像の確認、その後に分からないところを調べながらもう一周します。穴を埋める作業ですね。さらに公式テキストから脱線して色彩と関連するほかの分野も勉強していきます。これは色彩に関しての知見を広げるための作業です。最近は、花や石の色について勉強しています。最後にアウトプットをしています。言語化や創造活動など。受検があるのであれば過去問も解いていきます。

かんそる:私はさっきも言ったとおりなのですが、「やってはいけない勉強法」の内容ですかね。あとは、スタディプランナーも最近ですが使うようになりました。

やまもん:スタディプランナーって本のやつですか?

かんそる:本というか自分の場合はサイトからプリントとして使ってる感じです。

フジえもん:アプリかな?やまもんのタスクマネジメントシートみたいな感じかな?

かんそる:そんなかんじですね。


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【現在の勉強法と出会ったきっかけ】

やまもん:タイムマネジメントとの出会いが勉強法発掘のきっかけです。高2の時に通っていた塾の塾長が「タイムマネジメント」と「言語化」にこだわりを持っていた方でした。そこから、自分で思考して作り出していくようになりました。非常にいい経験ができたと思います。


フジえもん:いまやっている勉強法に出会ったきっかけは…とくにないんですが、 

強いて言うならば学校の授業でやっていた

教科書を一周した後に
問題演習&過去問演習をしていく

スタイルが原点にあると思います。


かんそる:私は、高校生の時に、学校でおすすめされていたやり方を色々試したり、後は、自分のクラスで割と頭がいい人が多かったので、その人のやり方や使っているものを参考にしてみたりしていましたね。


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【勉強法の改良はしているのか】

やまもん:私は毎日、どこか改良しています。勉強法の順番を変えたり、思いついた勉強法を加えたりですね。どの勉強法にも必ず欠点があるので、そこを補えるように変えていくことで、記憶に残りやすくなるんですよね。次はどこを変えようかな、と楽しくなるので飽きにくいです。


フジえもん:現状改良したい所はないです。次の内容になると思いますけど、改良するとすれば、 同じ分野を勉強している人、今の私であれば色彩関連を勉強している人と意見交換だったりとか、認識・理解のすり合わせをすればより良い質の高い勉強になるのかなと思います。まだ終わっていないので一通り終わってからその段階に移りたいと思っています。相手募集しています。


かんそる:私は、とりあえず一つの方法を何回か続けてみて、それでもやりにくいと思った場合は自分がやりやすい方法に改良することを心がけています。例えば、まとめるのはルーズリーフだけど、問題演習はノートを活用したり、後は文房具も色々試したりしてます。


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【自分に合った勉強法と出会うために必要な要素】

やまもん:既存の勉強法は、紹介されている方にとってやりやすい勉強法だと捉えています。真似をしてもその方のように結果を残せるわけではなくて、あくまでも参考程度にするものかなと。なので、

「自分に合った勉強法=自分で作り出すもの」

と考えています。

そのためには、自分の生活に勉強が含まれているのが当たり前という状況を作った上で、どう勉強したいのか、何が不便なのかを分析する必要があります。思考することが大事ではないでしょうか。


フジえもん:私は自分の勉強法と出会うために必要な要素としてはとりあえずやってみる、あれこれ試してみるという姿勢が大事かなと思います。


かんそる:私は周りの人を参考にしたり、色々な参考書とかなどからやり方を見つけています。あとは、これなら自分でもできそうと思うものを探すこと。やりにくかったら自分なりにやりやすい方法に変えてみます

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さいごに

前編はここまで。ここまで各々の勉強に関する見解や勉強術を共有しました。

下記の記事にもとんで読んでみてください!

後編では、具体的な勉強術に触れています。要必見。

番外編では、対談を企画→実行するにあたっての裏事情など。こちらも必見です。


タメになった!、知らない考え方、価値観があった!という方はぜひスキお願いします!そうじゃなくても、足跡代わりにスキして貰えればOKです!

ほかにも、俺は、私はこんな考えがあってこんな勉強術をとっているぞ!という方はぜひコメントお願いします!
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今回、初めて対談をしましたが、とっても楽しかったです。

プレゼン資料作成や、音声入力を使った対談内容の可視化質疑応答などあれこれ試行錯誤した結果、2時間45分にわたる充実した対談になりました!

次回は、今回出た課題をもとに改善・改良してより良い時間にします!

では。私の担当はここまで。読んでいただきありがとうございました~

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ふじえもん
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