TDDYYχに参加したよ
こんばんは、ふじえもんです。先日、TDDYYχに参加してきました。
参加した感想と試みについて振り返ります。
TDDとは何かという詳細な説明は下記資料に譲りますが、ざっくり、自分の理解だと「常に動く、綺麗なコードを1つずつ書こうね」です。
で、TDDをモブプロの形で、一つのPCで誰かが書いて、周りでワイワイガヤガヤして練習するっていう会です。(雑)
参加した感想
とりあえず、次も参加したい。
2回やりました。それぞれ試したこと、過程など書きます。
ちなみに、今回参加したのは、こんな会があるよーってのを紹介いただいて、詳細聞いてみたら、「なんかわからないけど面白そうだから参加してみようー。聴者とワイワイ開発するにはどうしたらいいかなあ。なんか実験できそうだなあ」と思ったからです。
音声認識を使わずにコミュニケーションしてみた
まず、前提として、今回参加したメンバーの内、自分含め3名は、聴覚障害がある学生です。聴こえの程度、コミュニケーション方法はバラバラで、今回はこの辺の話は省きますが、「聴覚からの情報が取りにくい。なので他の手段で情報を得る必要があるよ。」とだけ伝えておきます。
その手段の例として、「音声認識による音声の文字化」があります。そのアプリの例は色々あるので調べて、使ってみてください。
自分の話したことが文字に起こされるメリットとして、原稿執筆、会議の議事録作成など作業の効率化を図れます。
聴者とろう・難聴者が会話する際に、例えば、お互いが手話を使えれば、口話(聴覚情報の交換)以外の言語でお話できますが、大抵の聴者は英語は知っていても手話は「知らない/使えない」です。
なので、その会話を支援するのに音声認識アプリを使うことがあります。
その音声認識を使わなかったら、開発時のコミュニケーションはどうすればいいの?っていうことを考えるために、実験してみました。
1回目
cyber-dojo.orgでFizzBuzzの問題を解きました。
メンバー構成は省きますが、5名で取り組みました。
音声認識を使わずにどうコミュニケーションをとるのか。言い出しっぺのふじえもんは、とにかく聞いたこと、話したことを付箋に書き起こしていきました。
実際書いたものをチラっとお見せします。
あと、ホワイトボードも使いました。
おっと。失礼。昼食の唐揚げ定食の画像を出力してしまいました。ちなみに言うと、美味しかったです。(遅刻したけど…)
はい。これです。全部終わったあとに撮ったので、Doneにあるのが実際にモブプロ中に書き起こしたやつです。
こんな感じで、今何をやるのか、解く問題を分解したらどんな問題になるのかとにかく付箋に書きだしました。
で、そんなこんなでFizzBuzz問題を解き終えたところで、1回目のタイムアップ。
あまりにもワクワクしてて休むことを考えずにすぐに振り返ってました。
その振り返りが、↑のToDoにあるやつです。↓に書き出します。
ドライバーの発言をナビゲーターに伝える→付箋
ナビゲーターはドライバーに伝えるとき、モニターに指差しする
意見は紙の or Miroの付箋に
外部モニター(でっかいモニター使ってました)にドライバーの視線移動を減らすために付箋を貼る
口話はチャットで?手が空いてるナビゲーターが書く?皆(それぞれ)が書く
あと、後日振り返りをした際に出ていたのは、
結果だけでなくて、過程も書き起こしてほしい(なぜ、そういう指示になったのか、理由、議論内容など)
付箋に書くと、あとから仕様変更しにくい
コメントアウト部分に書いたことは付箋に起こさなくてもいいかも?
確かに。指示だけ出されても、なぜそう書けばいいかわからないので、手を動かしにくいかもですね。
2回目
同じくcyber-dojo.orgで100doorsの問題を解きました。
こちらは、1回目から1名抜けて4名で。
工夫したこととしては、
モニターに直接付箋を貼る
ドライバーの座席を調整して、ドライバーがモニター&ナビゲーターを同じ視野に収められるようにする
これぐらいかな?
途中で終わってしまったので、この実験はまたどこかでやりたい。
どんな情報を付箋に書くか
ドライバー→ナビゲーターへの伝達
ナビゲーター→ドライバーへの伝達
他のやり方(他に何があるかなあ)
TDDはやったことなかったんだけど、step by stepで進めるとか、エラーを解消したら、リファクタリングしてなるべく無駄がないようにしていくとか、はこれから意識しようと思いました。
テスト駆動開発。春休みに本箱が届くのでその時に読む。
以上。ふじえもん。
おまけ
なにかイベントに参加したら、どんな学びを得たのか、実験したこととか記録するためにnoteを書いているものの、「書く=しっかり書く」という認識があって、出すのが遅くなるのが最近の悩み…
あ、ちなみに、この記事の背景はMidjourneyで「four people are doing test-driven development while having fun」と呪文を唱えて、得られた出力画像4枚の内1枚を選び、サイズ調整したものです。
noteの背景は、基本的に、数年前に模様とか色々GIMPで手作りしていたものを使っているのですが、最近は記事に合う素材がなく、文字に適当な装飾をつけて背景画像とすることが多いです。(これはこれで楽しい)