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【経験者が伝える】愛犬ロスから立ち直るために必要だった5つのこと
自分の大切な家族である愛犬がいなくなり、悲しんでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私は愛犬をなくし、つらく、苦しく、想像を絶する心の痛みを味わいましたが、悲しみに向き合い少しずつ前を向いて生きていけるようになりました。
本記事では、愛犬ロスから立ち直るために必要だった5つのことをご紹介します。
同じ思いを抱えている方は、心を癒すためにぜひ参考にしてください。
1.愛犬を思いながらひたすら涙する
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誰にはばかることなく泣きたいだけ泣きましょう。
涙を我慢せず思い切り泣くことが大切です。
「飼い主がいつまでも悲しみに暮れて泣いていると、愛犬は心配して天に昇れない」というお話をする方もいます。
ですが、そのようなことはありません。
あなたが思い切り泣くことで苦しさがやわらげば、愛犬は安心するでしょう。
私は、どれだけ泣いても涙はなくなりませんでした。
それでも、時間の経過とともに悲しい涙を流すだけではなくなり、楽しかった思い出を懐かしむ気持ちの余裕ができました。
ひたすら涙する時間を経て、少しずつ心が浄化されるのです。
2.愛犬について語り合う
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自分の気持ちを思うままに語り合う時間を作りましょう。
言葉にすることで、少しずつ自分の感情が整理されていきます。
愛犬をよく知る獣医さんや、同じ経験のある方に相談すると気持ちを理解してもらえます。
ペットを飼っていない友人でも、ともに涙を流し気持ちを受け止めてくれることもあるでしょう。
私は「あなたは百点満点の飼い主だった」「後悔で涙の日々が続いても大丈夫だよ」という温かい言葉に救われました。
「もっと愛犬のためにできることがあったはずなのに」という気持ちは、どのようなことをしても消えません。
ですが、愛犬について語り合い、自分の気持ちに共感してもらえると、少しずつ前を向いていけるでしょう。
3.仏具を整え供養する
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仏具を整え供養すると、気持ちが落ち着きます。
仏具には、線香立て・おりん・水入れ・供物皿・花瓶などがあり、すべて小さくてかわいらしいサイズです。
「DEARPET」というサービスで揃えられます。
毎日、ごはんやお菓子を供えお線香をあげて話しかけると、今も自分の心の中にいると感じられます。
愛犬も、今まで食べたことのないおいしいお菓子がもらえて、とても喜んでいるでしょう。
私は動物用のお位牌も作り、写真を入れました。
5年前に看取った愛猫の分もお揃いで作り、そばに置いています。
とてもきれいなお位牌を作れて、心が和らぎました。
仏具を整え供養すれば、愛犬を身近に感じられて穏やかな気持ちで過ごせるでしょう。
4.愛犬との思い出を保存し形にする
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さまざまな端末にある愛犬の動画と写真を集めて、一か所にまとめます。
今後写真が増えることはないので、失くさないためにも、コピーをして複数の媒体に保存すると良いでしょう。
「みてね」「おもいでばこ」でも残せます。
作業に時間はかかりましたが、懐かしい思い出がよみがえり、愛犬が近くにいるようで気持ちが明るくなりました。
まとめた映像はSNSに載せたり、アルバムを作ったりするのもよいかもしれません。
「しまうまプリント」というサービスもあります。
SNSに不慣れな場合、一つを仕上げるのに膨大な時間がかかります。
ですが、作業中は当時の愛犬をずっと見ていられるので、今も生きているように感じられる幸せな時間です。
5.愛犬の分身を作る
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愛犬の分身がいると、とても心がなごみます。
実際に手に取れるので、いつもそばにいるように思えます。
私は「Your Photo Cushion(ユアフォトクッション)」「ディアペット」で、愛犬の写真を使ったクッションやクッションキーホルダーを作りました。
クッションを抱きしめると、ふわふわと心地よい感触でとても癒されました。
お気に入りのカフェには、クッションキーホルダーの愛犬と出かけられます。
今は「羊毛フェルト教室ウールーシュシュ」のワークショップで分身を作っており、完成するのがとても楽しみです。
さまざまなサービスを利用して愛犬の分身を近くに置けば、前向きな気持ちになれるでしょう。
まとめ
愛犬ロスから立ち直るために必要だった5つのことをご紹介しました。
時が経っても、悲しい現実を受け止めることは難しいのかもしれません。
ですが、私は5つのことを実践し「楽しい日々をともに過ごせて本当によかった。ありがとう!」「きっと、また会えるよね」と思えるようになりました。
おひさまのように明るい笑顔で私たちに幸せを与えてくれた愛犬に感謝して、一日一日を大切に生きたいですね。
ご紹介した5つのことを実践すれば、あなたも愛犬ロスから立ち直り、前向きに考えられるようになるでしょう。