伊藤詩織事件

性被害者のヒロイン、伊藤詩織には残念ながら「虚言癖」がある。ほぼ確定と言っていい。

伊藤詩織が、自ら制作した映画「ブラック・ボックス・ダイアリーズ」のシーンの中に、使用許可を得ていない映像が含まれていると、東京新聞誌面に、望月記者が記事を掲載。伊藤詩織はこの記事にクレームを入れる。東京新聞は「見出しは確かに誤解を生むものだった」と、見出しを訂正、記事には誤りはなかったと報道。それを受けてか、伊藤詩織は、東京新聞ではなく、望月記者を名誉毀損で訴えた。望月記者は、これは自分への言論弾圧に当たると、また、今まで伊藤詩織に好意的な記事を書いてきた望月は、「こんなことになって残念だ」との旨を述べている。

2025年2月21日、伊藤詩織とともに戦ってきた、伊藤詩織らの代理人弁護士であった西廣陽子氏らが伊藤詩織の映画に関する記者会見を開いた。

本来、この会見は、2025年12月12日に行われる予定だったが、伊藤詩織側から、
「自分たちにも発言、説明をする機会を貰いたい」と言う話が弁護団側にあり、また弁護団側も実際に映画を見た方がいいとの要望もあったことから、結果的に21日になったとのこと。で午前中が弁護団、午後が伊藤詩織側と言うスケジュールとなった。

そして伊藤詩織は逃げた。記者会見は開かず、「声明文だけの発表」に終わった。

声明文の冒頭、本日は体調不良で、「ドクターストップ」がかかっており、会見に臨めなかったと言い訳しているが、ならば診断書の一枚も声明文に添えるべきではないか? 自称ジャーナリストなんだから、そのくらいの「裏が取れる」情報はだせよ。
ドクターストップなんて確実に嘘だ。弁護団が会見で、多くの「無許可動画や音声が使われている」ことを発表したのだから、当然、伊藤詩織は会見に臨んだなら、その手の事実確認をする質問が、当たり前だが次々と飛び交うだろう。それから逃げたと思われても仕方ない状況下で「ドクターストップ」を根拠に会見を避けるなら、診断書の提出なくしては、やはり「逃げた」と言わることは覚悟しなければならない。

伊藤詩織は「名誉毀損」が大好きだ。「枕営業じゃねえの」などツイートしようものなら、即裁判、「いいね」を押しただけの議員にも法廷ビームを飛ばす。「セカンドレイプ」と言うが、見方を変えたら「言論弾圧」だ。こんな端くれの書き殴りにも、得意の牙を向けるだろうか。

弁護団の会見で明らかになったことはまず、この一年ほど、弁護士側は伊藤詩織と連絡が取れていなかった。だから、今日の伊藤詩織会見は弁護団も歓迎していると、伊藤側の説明を聞きたい。楽しみにしている、とまで言っている。

弁護団がの会見スケジュールを変えてですら、開きたかった記者会見をバックれた伊藤詩織。失礼すぎないか? 単に「体調不良」では、逃げたと思われると思ったのか「ドクターストップ」だと。診断書のような証拠がなければ、結局「嘘ついてまで逃げた」と受け取られても弁明できないと思うが。

弁護団は、「今日、伊藤さんが顔を出さないことを知って、会見の日時を遅らせたことも、残念に思っております」と、冒頭の挨拶を述べた。伊藤詩織を信じて、裁判を戦ってきた周囲の人たちを、伊藤詩織はどこまで残念な気持ちにさせれば気が済むのだろうか。

伊藤詩織の虚言は、弁護団の記者会見で次々と明らかになってゆく。

弁護団は、「本日の会見の趣旨は、現在57ヵ国で公開されている伊藤詩織の『ブラック・ボックス・ダイアリーズ』について、人権と倫理の観点から、必要な議論をしていただくために集まっていただきましたと語った。説明ではなく「議論」が目的とするあたりは、さすがに弁護団の会見というべきか。

弁護士たちは、昨年10月にも記者会見をして、映画において人権上、倫理上の問題があることを指摘して、必要な削除、修正をしていただきたいと訴えた。
その後伊藤詩織と連絡が取れなくなり、2024年1月以降、この映画は突然世界中で公開され、数多くの賞を受賞してきた。しかし弁護団は、この映画において見過ごされている問題点について指摘したいと。それは、現在各国で上映されているものについても同様の指摘をしていきたいとし、以下の点を上げる。

●ジャーナリストとして、当然守るべき取材源の秘匿、及び公益通報してくれた人物の保護が全く守られていない点
●映画について人権に関わる問題を指摘された場合に、ドキュメンタリー作品の監督として説明をする責任。さらにそれに対処する責任
●ドキュメンタリー作品を作るにあたって当然に発生する手続き、すなわち、関係者からの許諾を得るなどの手続き、それが疎かにされたことによる当事者の苦しみ

弁護士たちは2023年12月以降、伊藤詩織に特に人権問題は何度も説明し、働きかけ、対応を促してきた。しかし伊藤詩織は、映画に対する特段の対応がなされ無いまま公開にいたった。

その結果、8年半に渡って伊藤詩織を支えてきた西廣弁護士、事件当日の状況を伊藤詩織に話したタクシー運転手、警察の捜査の秘密を伊藤詩織に話した捜査官らの人権が蔑ろにされた。さらに公開後も、「映画内で私の人権が蔑ろにされた」と言う声がいくつか届いた。この人たちは、自分から声を上げる勇気はないのだと言う。

「被害者が声をあげられる社会を目指した映画」で、人権を蹂躙されたまま声を挙げることができない被害者が生まれた。何とも皮肉な話だ。

伊藤詩織は、海外向けには、こんなコメントを発していたらしい。
「日本の上映ができない背景には、日本には、性暴力の議論の文化がない。政治的にセンシティブな問題であること」
と説明していた{虚言フラグ1)。
イギリスの新聞には、「2024年の10月に映像の内容は法的問題ないが(虚言フラグ2)、日本の配給会社や映画館は上映のリスクを恐れている、それは政治的にセンシティブな問題だからだ(虚言フラグ3)」と答えている。
アメリカメディアには、日本での公開ができていない理由を聞かれ、
「日本で問題とされているのは防犯カメラの映像を使うことによるプライバシーの侵害であるが、自分がお金を払って映像をぼかしてもらっているので(映像はほぼそのまま使用、ホテル側は裁判以外では映像を使わない約束を伊藤詩織と交わしている(虚言フラグ3と4))ので、日本で性被害の問題を扱うことがいかに難しいか、毎日感じている(公開できない理由を偽っている(虚言フラグ5)。
特にこの映画で海外が賞賛しているのは、どうやってホテルの防犯カメラの使用許可にまで漕ぎ着けたか、そこが素晴らしいとされていて、伊藤詩織は「難しかったが何とかして使用できた(虚言フラグ6)」と答えているらしい。
また今年に入って共同通信英語版で、防犯カメラの使用許可を得ていない件を知った海外メディアが伊藤に尋ねると、
「防犯カメラ映像は裁判所資料の一部であり、閲覧制限がないものだ」と答えた。(この嘘はでかいぞ。フラグ8までにしようか)。

海外での数々の嘘が発覚したあと、弁護団は
「そもそも、伊藤詩織さんは、この映画に関わった全ての人について、正しい説明を行っているか疑問だ」と語り、海外にも正しい形で伝わっているのか、そこも重要視したいと。

そして、伊藤詩織を8年半支えてきた西廣弁護士が口を開く。
「前回の会見から、一つ付け加えたい要望を指摘します。私との間で話された電話内容を盗聴して映像で使用している点の削除を、当事者として希望します」
何と、伊藤詩織は、自分を支えてくれている弁護士とのやりとりを将来のネタに備えてだろうか、盗聴していたと言うのだ。
「再三お願いしたタクシー運転手の無加工なままの映像、警察捜査官とのやりとりの無編集による使用とともに、無断録画、無断録音の件知り、私の心はズタズタになりました」
と、試写を見た時の心境を西廣弁護士は俯き加減で発した。

西廣弁護士の再三における人権問題、許諾問題への対処を伊藤詩織ははぐらかした(いろいろと嘘をついて)まま、映画を公開してしまった。8年半伊藤詩織を信じて、支えた西廣弁護士は裏切られ、さらに盗聴までされていたと言うショックを受けた。その様子は、会見での疲れ切った佇まいから、充分すぎるほど伝わってくる。
さらに驚くべきことは、この試写会のあと、伊藤詩織は西廣弁護士の元へやってきて
「これからも、いろいろとご協力お願いします」
と言って、彼女をハグしたそうだ。

西廣弁護士は、伊藤詩織に「魂のレイプ」を受けたも同然だ。そんな不誠実な人間が
「性被害者は声をあげよう」などといきり立っている。

で、ここまでの人間性を持った伊藤詩織、そもそも、果たして本当に「性被害者」だったのだろうかと言う原点に戻って考えてみると、疑問がいくつも浮かんでくる。そしてあるストーリーが浮かんでかる。

9歳の頃から、モデルをやっていた伊藤詩織は容姿に自信があり、それは武器になると確信していた。
高校卒業後、日本の短大に通いながらもドイツやスペインの大学を転々としていたとされる。思いついたら、すぐに行動に移すタイプと見ていいだろう。
山口氏とは、2014年、ニューヨークのピアノバーで働いていた伊藤の店に、山口氏が来たことが発顔合わせだったようだ。ピアノバーとは、日本で言えばキャバクラのような場所で、伊藤詩織は、酒を飲んだ男がどんな行動に出るか、毎晩観察していた。ちなみ酒が強くないと、このバイトは務まらないだろう。

そして事件当日、2015年の、加害者とされた山口氏への接触だが、
「就職を斡旋してもらうため」彼と二人切りでの飲み会をセッティングしたとのことだか、伊藤詩織は、その時点で「トムソン・ロイター」と言う会社で、記者としてすでに働いていた。
「なんかいいネタないですか?」ではなくて
「就職の斡旋」が気になる。
と言うか、山口氏の当時のジャーナリストにおけるポジションが大事になってくる。山口氏は安倍晋三の伝記執筆などを手掛ける、それなりの地位と権威を持つ人物だ。
さらに肝心な点は、中居のケースと違って、伊藤詩織自らが、このツーショット会をセッティングしたことだ。仮に、会を設けたのは、山口氏側だったとしても、伊藤詩織が、山口氏に積極的にアプローチした事実は変わらないだろう。

刑事事件で不起訴になった伊藤詩織は、2017年、民事訴訟に切替えた。この段階から西廣弁護士が代理人となっている。電話の盗聴は、西廣弁護士が代理人になったころから、すでに行われていたらしい。

裁判中にも関わらず、運転手の動画や、警察捜査官との電話盗聴を行っている。

さらに裁判中から、伊藤詩織は自身を被害者とした「ブラック・ボックス」と言う本を出版する。ちなみに山口氏の加害が確定したのは、2022年だ。

最大の謎、映画のキラーコンテンツでもあるホテルの防犯カメラ。その映像になぜ伊藤詩織はこだわったのか。ホテル側が許諾するまで、伊藤詩織には、何が映っていたのかは、確認できないはずだ。唯一考えられるとすれば、伊藤詩織は現場となったホテルの防犯カメラの位置をあらかじめ知っていて、その前で、まさに被害者のように振る舞った。だから、防犯カメラの映像にこだわった。見ていない防犯カメラ映像に貴重なシーンが映っていることを知り得るのは、上記の理由以外考えられない。

※一部修正、伊藤詩織は、事前に防犯カメラの映像をチェックすることができたようだ。この件に関しては、勇足だったことを認め、謝罪したいと思う。伊藤詩織さん、ごめんなさい。しかし、全体のストーリーを変更するつもりはないです。

伊藤詩織は、レイプ事件直後から、盗撮、盗聴などを含む、映画「ブラック・ボックス・ダイアリーズ」のネタを集めていたと思われる。

伊藤詩織には虚言癖がある。

以上のことから導き出される結論は「大物ジャーナリストとの間にスキャンダルを起こし、その結果自分が注目を浴びる存在になる」と言う事件だったのではないかと言うことだ。

伊藤詩織にとって裁判の勝ち負けなどどうでも良かった。ドキュメント映画を作る素材はすでに手に入れてある。

実は伊藤詩織が敗訴しても、同じ現象が起こったであろうと思われる。なぜならば、山口氏の加害が確定する前から、すでに注目を集めていたからだ。

と言うわけで「伊藤詩織、お前が一番ブラックボックス」だよ。自分を鑑みて、本にこんなタイトルつけちゃったんだね。

こんな穿った見方をされない為にも、伊藤詩織は、誠意を持って様々な問題に対処すべきだったね。

ただ面白いことに、伊藤詩織の動きにより、性被害者が声を挙げやすい空気を作ったこともまた事実である。その点に関しては、一定の評価はせざるを得ない状況となっている。山口氏を罠にかけ、弁護士を裏切り、法も無視して制作された映画は、世界で絶賛されている。

何がどう転ぶかがわからないのが人間社会の面白さであるとは思う。ただ、誠意とルールを欠いた伊藤詩織への胡散臭さは残念ながら自分には拭えない。

長くなってしまった。

#伊藤詩織

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