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離婚を機に考える「仕事のスタンス」
死語になりつつあるけれど「バリキャリ」か「ゆるキャリ」かと聞かれれば、バリキャリに分類されるような働き方をしています。
フルタイムだし、収入を上げるために昇進したいと思ってるし、自己研鑽もナチュラルに取り組める。周りからは「意識高い系」と言われることが、とても多いです。(本人はそんなつもりないのだけど。)
「仕事とは、相手への価値提供」だと思っています。
バックオフィス業務をしていたときは、社内のメンバーがいかに仕事をしやすい環境にできるかを考えていたし、フロントに立つことが多い今は、お客さまにとっての価値が何なのかを常に考え、それをご提供できるように日々試行錯誤しています。
「相手目線に立った仕事ができる」と言えば聞こえがいいけれど、自己犠牲とセットで仕事をしているのが実態で、自分のことを後回しにしがちです。
複数の会社を経験してきましたが、経営層以上の方々は、なんだかんだで「尽くしてくれる従業員」を重宝するものだと感じています。報酬以上の働きをしてくれたら、そりゃ嬉しいですよね。どの会社でも、どの仕事でも、「120%で応える」ことで、仕事の幅が広がってきたと思います。
でも、その働き方を続けるのはちょっと難しいかもしれないと、思い始めています。
私が今やっている「120%で応える」というのは、自分を削って出力MAX以上のパワーを出すようなイメージです。削ってしまった部分は別のところで補わないと倒れてしまうので、休日に何もできなかったり、メンタルが落ちてしまったりします。これだと、続かないんじゃないかと、最近やっと思い始めています。
「120%で応える」という結果は同じでも、違うやり方ができるはず。いわゆる「仕事ができる人」というのは、それを実践しているはず。
ひとりで仕事も育児もやっていく中で、「自分を削る」というのは最後の切り札。大事に大事にとっておかないと、すぐに詰んでしまう気がしています。
働き方というより、仕事のやり方を変えていきたい。
そういうことを考える時間もほしい。
今日は少しだけ気持ちを緩めて仕事ができそうなので、やるべきことをサクッと終わらせて、自分のことを考える時間を捻出できればいいなと思います。
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