
自分の要望を表に出す
離婚予定であることは、一部の親しい友人にだけ話しています。
その中で、たまに思い出したように連絡を取る人がいて、先日不意にあちらから連絡が来ました。なんてことのない話がきっかけで連絡をくれたけど、そこから私の離婚の話になり、そういえばあまり詳細を共有していなかったので、公正証書の最終段階で揉めていることや児童扶養手当の支給対象外になる(=ひとり親への行政支援がすべて対象外になる)ことなど、ザッと近況を伝えました。
そしたらね、児童扶養手当の支給対象外になることについて、彼女が怒ってくれたんです。「ひとり親がちゃんと収入を得るには生活のサポートが必要なのに!どうにかしてよ!行政!」って。
私は事実を淡々と受け取るだけで、「対象外なら仕方ないな、その状況でどうやっていくかだな」くらいにしか考えていなかったので、彼女が怒ってくれたことにびっくりして、そして嬉しくなりました。
「もっと助けてよ!って、言ってもいいんだ」って思いました。
住んでいる自治体は、児童扶養手当受給世帯であれば病児保育が無料です。(生活保護世帯や、市民税非課税世帯も無料)
実家が遠く、物理的に頼れる人が身近にいない私にとって、病児保育は生命線。仕事を続けて収入を得るために必要不可欠なので、せめて病児保育だけでも「ひとり親」であれば無料にしていただけないものか…と思います。
生命線といっても、利用するのは年に1回程度。リモートで仕事ができるので、どうしても外せない商談と子どもの病気が重なったとか、そういう時だけ利用しています。利用頻度は少ないけれど、「いざとなったら病児保育」という選択肢を持つことで、かなり精神的に救われています。
「ひとりでもやっていけるように」と、仕事はリモート可能な正社員を勝ち取り、必死に仕事して管理職のポジションを掴み取り、やめられる家事はやめ、子どもたちに任せるところは任せ、自分の体調には細心の注意を払い、田舎住まいなので地域で不利益を被らないようにPTAや地域活動にもちゃんと参加してきました。自分でできることは、最大限努力してやっていると思う。
「身を削って努力し続けているので、少しでも何か支援してもらえませんか?」という気持ちになる。
民間団体での支援は、たぶん探せばあるんだと思います。
まだ離婚は成立していないし、そういう情報を取りに行く気力がちょっと足りないのだけど、離婚できたら、その辺もちゃんと動いていこうと思う。
「文句だけ言う人」にはなりたくないので。
友人のおかげで、「自分の要望を表に出す」ことを、ちゃんとやろうと思えました。
離婚まであと少し。
がんばれ、私。
いいなと思ったら応援しよう!
