静かな最後の夜。
電車が通る音もやっと止まった。
ここにいるのは母とわたしだけ。
これまでを振り返り、こころの中で対話する。

艶やかな肌。
まるで息をしているかのよう。
安らかに眠るお顔に
わたしがそっと紅をひいた。
綺麗。ありがとね。
今朝の光射す朝陽に出逢えてよかったよ。
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