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2025年の不二工芸製作所の方針 必要としている人に適切な方法で製品を届けていきます
1946年、初代代表の前島武雄によって木工業(下駄加工卸業)として設立された不二工芸製作所は1979年の法人化(株式会社)を経て、現在、「バイオ事業部」「アグリ事業部(不二バイオファーム)」からなる事業を営んでいます。ご案内してきたとおり、弊社の主力製品は「そばの芽ぐみ(FBP-100)」と「アスタニン」です。今回、代表取締役・前島正容から2025年の弊社の方針をお伝えします。
研究・開発の25年の実績
代表取締役の前島正容です。弊社は1946年、先代の前島武雄によって設立されました。自社での下駄の加工・卸、カシオ計算機の電子卓上計算機・デジタルウォッチの製造などを経て、2001年には医薬品・健康食品製造に事業シフトしました。現在は、「バイオ事業部」「アグリ事業部(不二バイオファーム)」の2本柱からなる事業を営んでいます。
具体的には、バイオ事業部は医薬品・健康食品製造と研究、アグリ事業部は不二バイオファームの運営と位置づけています。不二バイオファームではそばの新芽などの水耕栽培を行っており、飲食店への供給はもちろんのこと、自社ブランドとして展開しているサプリメント「そばの芽ぐみ(FBP-100)」の原材料にもなっています。
弊社では、スプラウトを使用したサプリメントをもう一つラインナップしています。関連会社で生産しているニンニクスプラウトとアスタキサンチンを原材料としている「アスタニン」です。アスタキサンチンは、アスタキサンチンの原料供給世界トップシェアを誇る富士化学工業社製のものを使用しています。
FBP-100を開発したのは2001年、アスタニンを開発したのは2017年のこと。サプリメントの製造・販売で最も大切にしてきたのが、エビデンスと安全性に関するデータの蓄積です。弊社のプロジェクトには、生産から加工、販売まで一貫して手がける6次産業化、一次産品の高度付加価値化といった側面もあり、静岡県、静岡大学、静岡県立大学、信州大学など、産学官連携で研究・開発を推進してきました。
パッケージデザインをリニューアル
機能性成分の分析、乳酸菌の同定、安全性の検証など、一歩ずつ研究を重ねていった結果、静岡県内外のドクターからも弊社の取り組みに興味・関心をお持ちいただき、患者さんを対象とした臨床試験を実施し、その成果をいくつかの論文として発表することもできました。大学や病医院の専門医との共同研究に加え、製品をリリースしてから25年という歳月そのものも安全性を裏づける一助になりうるものと考えています。
研究・開発の一方で、事業の継続には販売も重要となります。大学や病医院、行政、販売代理店との連携といった既存の取り組みに加えて、2025年は情報収集や情報処理、情報発信などにAIの技術も取り入れていく方針です。健康の悩みを抱えている人やその家族へ──。必要としている人に適切な方法で弊社の製品を届けていくために、SNSの活用にもより力を入れていかなければなりません。
AIの活用のほか、FBP-100とアスタニンのパッケージのリニューアルも予定しています。私どもの製品をより身近に感じていただけるようなデザインに生まれ変わります。製品に関する情報は、noteでも随時ご案内していきます。またnoteでは、国内外で発表された医療・健康に関する情報も引き続き発信していく予定です。
FBP-100とアスタニンをご愛用いただいている皆さま、記事を毎回チェックしてくださっている読者の皆さまに、喜んでいただけるよう、弊社はAIを研究・開発、マーケティングに積極的に活用し、健康を通じて「社会貢献」を目指します。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。