そばの芽をラーメンのトッピングやサラダに 西新宿にある中華居酒屋「昌平ラーメン」
不二バイオファームから出荷されているそばの新芽は、ご家庭だけでなく飲食店でもご利用いただいています。私たちがお届けしたそばの新芽のその後は──。今回は、東京都新宿区にある中華居酒屋「昌平ラーメン」の店主・吉田拓郎さんに話を聞きました。
ツヤツヤでモチモチの自家製麺が好評
東京都新宿区の中華居酒屋「昌平ラーメン」は、新宿西口店と成子坂店の2店舗を展開しています。昌平ラーメンでは1978年の創業以降、新宿西口店で製造している自家製麺を提供しつづけています。独自製法で開発した自家製麺の原料には、高級小麦として知られる特ナンバーワンをはじめ、群馬県産の鶏卵、真空塩、花かんすいを採用。一方で、麺に色素や防腐剤は使用されていません。
「1回合わせという方法で生地と生地を合わせるのが製麺の主流だと思いますが、当店では、8寸・8寸・6寸のロールで3回合わせを行った後、一晩熟成させて自家製麺を作っています。超多加水の平打ち麺は、うどん用の大きな釜で茹でています。コシが強く、ツヤツヤでモチモチとした食感が特徴で、魚介ベースの濃厚スープとの相性は抜群です」と話すのは、昌平ラーメンの3代目の代表を務めている吉田拓郎さん(39歳)です。
独自製法で開発した自家製麺はツヤツヤでモチモチ
中華居酒屋である昌平ラーメンでは、ラーメンやつけ麺をはじめ、本格中華料理やさまざまな一品料理もお客様から支持されています。吉田さんによると、「ラーメンと同様、自家製の皮で包んだ餃子、レモン鶏などは、当店の看板メニューです。そばの芽サラダも多くのお客様からご注文いただいています」とのことです。
本格中華料理も大好評。写真はレモン鶏
昌平ラーメンのそばの芽サラダには、不二バイオファームで水耕栽培しているそばの芽が使用されています。「20年ほど前からでしょうか。知人の中華料理店で、先代がそばの芽を食べたのがきっかけでした。そばの芽に魅了された先代が知人から不二バイオファームさんを紹介してもらい、当店でもレギュラーメニューとして取り入れることになったんです」と、吉田さんは振り返ります。
ラーメンとそばの芽の相性は抜群
昌平ラーメンの人気メニューの一つであるそばの芽サラダは、たっぷりと盛られたそばの芽の上に、かつおぶしやきざみのりを散らし、自家製のドレッシングをかけていただきます。吉田さんは、「カイワレダイコンのような見た目ですが、そばの芽に苦味はありません。シャキシャキとした食感で、辛味やクセがないので自家製ドレッシングとの相性もよく、口の中でかつおぶしとそばの芽の独特な香りが広がります」と説明します。
そばの芽サラダは昌平ラーメンの人気メニューの一つ
そばの芽は、昌平ラーメンの麺類のトッピングにも名を連ねています。「トッピングというと、思い浮かべるのは玉子やノリ、ネギやメンマなどでしょうか。そばの芽をトッピングとして提供しているお店は、あまりないかもしれません。個人的な好みの話になりますが、ラーメンとそばの芽の組み合わせは最高だと思っています。近くに来たときは、是非ともお召し上がりください」と、吉田さんは話します。
コース料理なども含めて豊富なメニューを楽しめる昌平ラーメンには、個室や半個室が用意されています。お一人様でのご利用はもちろんですが、家族や友人との会食にもおすすめです。外出自粛などの期間が長らく続きましたが、私たちも訪ねてみたいと思います。
店舗情報
店名:昌平ラーメン新宿西口店
住所:東京都新宿区西新宿7-12-4
営業時間:11:00~24:00(平日)
11:00~23:00(土・祝)
定休日:日曜(年末年始休)
電話番号:03-3371-3429
ホームページ:http://www.shouhei-ra-men.jp/
店舗情報
店名:昌平ラーメン成子坂店
住所:東京都新宿区西新宿6-10-2
営業時間:11:00~22:30(平日)
11:00~19:00(土・祝)
定休日:日曜(年末年始休)
電話番号:03-3343-7034
ホームページ:http://www.shouhei-ra-men.jp/
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