発見の共鳴でワクワクが増幅!Feel度Walkで高知の日曜市がもっと好きになったワケ
本当に自分が大切にしたいことに目を向けるために、誰かのための「役に立つ」から離れてみるきっかけを提供する遊び•学びイベントを行う場を作りたい!と思って立ち上げた「役に立たない塾」。イベント第2弾はやっぱりFeel度Walk。そして舞台は300年以上の歴史を持ち、高知といえば・・・のスポット「日曜市」!
前回の土佐山でのFeel度Walkも良かったけど今回も本当に最高でした!
まずは友人の「のざたん」が運営しているKochi Startup BASEを使ってオリエンテーション!大人から子どもまで20人ぐらいが集まりました。「なんとなく気になるもの」をなるべくたくさん集めてきてください。とだけ説明して、早速日曜市へと歩き始めるのですが・・・。早くも色々気になってなかなか日曜市までたどり着きませんw
たどり着いてみると、日曜市は「なんとなく気になる」ものの宝庫!好奇心をくすぐってくれるものが溢れていました。
気になるものがありすぎて、30分の散策時間では全然足りなかった!私も集合時間に5分遅れたのに、ドアを開けたらまだ誰もおらず・・・。思わず「そうなるよね~」と独り言w
でも帰ってきた時のみなさんの顔はとってもニコニコ。帰ってきた人は、たーっくさん撮った写真の中から、お気に入りの1枚を選び、写真を見ながらスケッチ(Feel度walk界ではこれをスケッ知図と呼びますw)作成に取り掛かります。スケッ知図は歩いて見つけた自分だけの小さな感動のかけらの記録。絵のうまい下手は自然と気にならないから不思議です。
Feel度Walkの醍醐味は「なんとなく気になるもの・こと・人」を追いかけること。日曜市は面白い人もいっぱい。気になるものがあると、思わずお店の人に「これ、なんなんですか!?」って話しかけちゃいます。その会話がまた楽しい!生産者の方が売っているので、商品の説明に愛を感じるんです。やっぱり自分の好きな物について話す時って目がキラキラしますよね。
スケッ知図を描いた後はシェアリングタイム!並べてみると、不思議なつながりが立ち上がってくる感じがたまらなく楽しかった!
今回は高知市の鏡川流域関係人口創出事業「かがみがわフェスタ」と連携してのイベントだったため、特別に日曜市のブースをお借りして自分たちのスケッ知図の即席展覧会も行いました!日曜市の中に自分たちの描いたスケッチが飾られるアートギャラリーが出現!これには感激!飾られたスケッ知図を見ながら、話がスーパーボール並みに弾む弾む!
今回の個人的なハイライトは、シェアリングタイムでした!
描いたものはみんなバラバラ。でも不思議につながりが立ち現れてくる感じがたまらなく面白かった!1つエピソードを紹介。
ある男の子が日曜市で売られていた塩つぼがなぜだか気になったらしく、お母さんにおねだり。値段を見るとまあまあなお値段だったので、お母さんは一瞬「えっ・・・」と思いつつも、これを選んだわが子の感性を信じ、思い切って購入。
結局この男の子はこの塩つぼをスケッチしてシェアしたのですが、別の参加者がそれを聞いて「私もこれ持ってます!これ全く塩が湿気にやられず、いつまでもさらさらで使えるし、めちゃくちゃいいんですよ!もう一つほしいと思ってるぐらい!」と大絶賛!それを聞いた親子の顔はそこで明らかに変わったのです。シェアリングを通じて、一緒に何かに気づくって、とってもパワフルで、誰かの「ワクワクの発見」が別の人の発見と「共鳴」して、ワクワクが「増幅」される感じがあるんです。
こうなると、その後もなぜか異なるスケッ知図のストーリーがつながってしまって大爆笑したり、どんどん妄想が膨らんで大爆笑したり、そうするともう一度歩いて確かめたくなったり・・・とにかく豊かな何かがここから生まれてきているのを感じました。
早くも次回が楽しみで仕方ない!
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