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再び君へ
かつて手を繋いだあの場所で
私は立ち尽くす。
君と刻んだ記憶が、風に吹かれて舞い上がる。
恋の終わりは静かな夜の帳が下りるように、ふいに訪れた。
「もしも時間を戻せるなら」
そんな願いを心の隅で囁く。
君の笑顔、君の声、すべてが今も私の心を締め付ける。
だけど時は戻らない。
そう、私たちは過去には戻れない。
でもね
もしもこの想いが夜空の星に届くなら。
もしも願いが叶うならもう一度だけ君と歩む未来を見たい。
過ちを乗り越え
もう一度、お互いを知り直す時間を。
復縁なんて、少し恥ずかしい。
過去を引きずる女と、人は言うかもしれない。
でもこの想いは、ただの後悔ではない。
失ったものの大切さを知った、成長の証。
君への愛は、時を越えても変わらない。
でも、変わったのは私自身。
もう一度君と歩むために、私はもっと強く、優しくなった。
だからもう一度
この手を取って。
過ぎ去りし日々を越えて
新しい私たちで、未来のページを開こう。
復縁とは、過去への回帰ではなく
新たな関係への一歩。
ああ、君と再び出会えるその日まで
私はここで変わらぬ想いを抱き続ける。
過去も未来も超えた
変わらない愛で。