Fichronicle#38『休み時間』

1、2週間くらい前に比べて暖かくなってきた。季節が春へ少しずつだけれど近づいている。

窓辺へ行けば、暖かくてふんわりとした空気が僕の周りにいる。学校は暖房がパワフルだから、暖かい空気の中に最初から居るけれど、でも窓辺で感じる暖かくて、ふんわりした空気はやっぱりこの時期の太陽からでないと感じられないかも。
こうして休んでると小学生の頃を思い出す。あの頃はよくこうやって日向ぼっこしてたなって。

家の自分の部屋だと僕一人の空間だから窓を少し開けてもOK。だから土日の一番暖かい時間帯は、窓を開けて日向ぼっこをする。
この前の土日(2021年1月16日・17日)の昼間は窓を少し開けて特に何かせずにゆったりと過ごしていた。学校よりもふんわりとした暖かい空気が、とても伝わってくる。春が近い、そんなことを表す空気だ。

布団乾燥機はこれとはまた違うけれど、似た温もりがあると思う。布団乾燥機が漂わす温もりも好きだ。同じ電化製品の暖房とはまた違う暖かさで、どこか湿度を持った温もりというか。

どちらの暖かさも等しく良い。そう思う。このくらいの時期の太陽の温もりも、布団乾燥機の温もりもどちらも等しく良い。比べる必要もないのかもしれない。
どちらも他にはない温もりがあるのだから。

機材代に使います