見出し画像

2022.11.02-06 北九州〜浜田自転車旅【2日目】

2日目

長門~秋吉台

 この日は長門から秋吉台・秋芳洞に向かい、萩で宿泊の予定。秋吉台は小さい頃に訪れているかもしれないが、記憶にないためおそらく初めてだろう…。泊まっていたホテルにはほかにも自転車旅の人がいたらしい。

 仙崎方面へと走り始める。

 仙崎にて。三輪自動車を見かけた。

 仙崎人工島。人口3万人ほどの市としては珍しく、人工島に住宅街が整備されている。

 小さな公園もある。

 漁港の施設も島の北側にある。

 橋を渡って「センザキッチン」へ。青海島への観光船もここから出ている。

 朝早かったため店はどこもやっていない。ここにも全国各地で見かけるような「NAGATO」のモニュメントがある。

 港とベルトコンベアで秋芳鉱山が繋がっている。秋芳鉱山は東京ドーム25個分の大きな鉱山で石灰石を採掘している。その石灰石を港で待つ船まで16.5km運ぶために造られた。(参考:山口朝日放送HP

 国道191号の旧道(山口県道287号)を通って三隅方面へ。

 山陰道の入口。ここは左折し湯免温泉方面へ。

 湯免ダム横を通過。このあたりは坂も急だった。

 トンネルを抜けるとのどかな農村風景。

 ベルトコンベアと交差。

 名水百選に選定された「別府弁天池」という透き通った青色の池へ。紅葉も始まりつつあった。

 ます養殖場もあり、ます料理の店もある「おきがるに、おはいりください」昔ながらのフォントという感じ。別府弁天池の水は近くの蛇口で汲むことができる。

 石灰石の鉱山が見える。

 秋吉駅(JRバス乗り場)は昔の建物。「JR」の下にうっすらと「国鉄」の文字が見えた。

 サイクリングロードも整備されている。山口市と秋吉台をつなぐ約30kmの「県道山口秋吉台自転車道線」に指定されている。向かい風が強かった。

 秋吉台のバス乗り場。鉄道駅が遠く、バス停が立派だった。

秋芳洞

 秋芳洞に向かう商店街。土産物店や飲食店などが多くあり、他の地域ではあまり売っていない土産物が多くあった。

 「ごぼう麺」特産の美東ごぼうの唐揚げを使ったうどん。

 ソフトクリームはなんと100種類。梨ソフトを選んだ。

 秋芳洞へ。モンベルクラブの割引が効いて観覧券は1,200円。洞内にはトイレがないため済ましておく必要がある。観覧券は入り口で買い、中に入る。

 Olympus E-M1 Mark iii の暗所撮影性能が役立つ。百枚皿周辺。

 富士山の形をしている。

 一旦、地上に出てみる。この辺りはDocomo携帯電話も圏外。

 エレベーターで地上に出ることができる。地上までは30m。

 エレベーターは昔からあるようなもので、重厚な扉を装備。

 数十分ぶりに地上の空気を吸った。

 再入洞。エレベーターで下っていく。

 洞窟内に戻った。ここは黄金柱という高さ15mの柱。

 巌窟王。ゴツゴツとした鍾乳石で、かなり長い間の地下水がしたたり落ちてできているようだ。

 洞窟の外に出る。

 鍾乳石が100円で売られている。思わず買ってしまった。

 昔はここも土産物屋だったようだ。中のものはそのまま残っているのだが…。

秋吉台

 山口県道242号秋吉台公園線で秋吉台方面へ。もともとは日本道路公団の有料道路だった。

 料金所跡。

 秋吉台バス停留所は昔からある建物。学校のような造り。

 「Mine秋吉台ジオパークセンターカルスター」へ。秋吉台に関する展示などがある。

 展望台からの眺め。

 再び自転車で走り始める。

 四国カルストとは違い標高も300mほどと低い。

 国道491号に指定されている山陰道の一部区間も見える。鳥取~益田は江津バイパス区間を除いておそらく全線が自動車専用道路で整備されることにはなりそうだが、益田から先はどうなるのだろうか…。

 日没も近づき、影も大きくなってくる。

 No.425、20mピッチのキロポスト。起点から8.5km。

 急な坂を下ってサファリランド周辺へ。

 紅葉も見かけた。

三隅~萩

 三隅川沿いに進む。三隅という地名は島根県浜田市(旧三隅町)にもあり、山陰道には「三隅IC」(2008年開通)と「石見三隅IC」(2014年開通)がある。

 山陰道(R191萩・三隅道路)と交差する。

 県道64号萩・三隅線へ。夕暮れが近づいてきた。

 「高さ2.9m以上の車両は通行できません」

 道幅も狭くなってきた。

 飯井駅周辺で萩市に入る。集落内に市境がある。

 飯井駅は萩市側にある。線路は高台のため、坂を上がっていくとホームにたどり着く。

 少しだけ道路も広がっていた。

 道の駅萩さんさん三見へ。営業時間外で中には入れず。高速道路(山陰道明石IC)直結で、PAのような道の駅だった。

 三見駅。もともとは窓口があったようだが閉鎖されていた。

 「下り、下関方面」字体が独特。

 三見駅の左側・事務室跡は改装中で、移住体験施設になる。2023年1月完成予定。

 再び県道64号で萩を目指す。

 17時過ぎの真っ暗な中、県道ならぬ険道を走る。ガードレールがなく赤白ポールが立っているだけなので落ちる可能性がある。慎重に進む。

 山陰本線とは何度も踏切で交差する。主要地方道とは思えない道幅。

 海の音が聞こえる真っ暗な道を進む。とても怖い雰囲気。

 なんとか萩の市街地へ到着。「キヌヤ」は島根県益田市に本部のあるスーパーマーケットチェーンで、山口県北部にも出店している。

 「萩わんぱーく」にて。

 「アトラス」というショッピングセンターへ。サイクルコンピューターの速度センサー電池を買う。昭和末期の雰囲気がそのまま残っているショッピングセンターだった。

 サイクルスタンドはあるのに駐輪禁止。なぜ?

 萩の市街地へ。なんとなく、愛媛県宇和島市に似ているようにも思った。

 夕食は山口県周辺のチェーン店「どんどん」でうどん。モーニングうどんもある店。全国旅行支援のクーポンが使えなかったので、近くのドラッグストアに閉店時間ギリギリに行ってなんとか使い切った。

 宿に一度荷物を置き、明倫学舎へ。

 中にはコワーキングスペースも用意されている。誰もいない廊下を歩いて写真撮影をしていた。

 ずっと泊まってみたかった「萩ゲストハウスruco」へ。東京から来たという方々と話が弾んだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?